というお話をよくお聞きすることがあります。
自分の持っている知識と情報量だけでは限界がありますので、
はじめに想定していないような業界に目を向けていけることは
とてもいいと思います。
ただ、方向性がないと、イマイチ気がのらないなあという方は
「元々の志望業界を軸に応募先を広げる」という方法をおすすめします。
■業界を志望していた理由を言葉にして、他で実現できないか考える
同じ業界を目指していても、そのきっかけや志望している理由は
人それぞれ違います。
自分が、志望していた業界で実現したかったのはどんなことでしょうか。
別の方法で、その想いを実現できる業界はないのか、考えてみましょう。
化粧品業界を志望していた
→「女性に対して、変化する喜びを与えたい」
→「スポーツ」「エステ・健康食品」「スクール」「アパレル」
出版業界を志望していた
→「情報を伝えることで、新しい発見を与えたい」
→「インターネット」「教育」「ソフトウェア」
旅行業界を志望していた
→「非日常の空間を演出して感動を与えたい」
→「ブライダル」「ホテル」「ゲーム・エンタメ」
あくまで例なので、「なぜその業界を志望したか」という理由によって
方向性は大きく違いますし、理由を丁寧に整理する方が大切なのです。
■「○○が好き！」という場合は、関わり方を変えてみる
文具が好きだから、文具メーカー
→上流で企画・生産の指揮をとるという軸から
関わり方を変えると、いろいろな可能性があります。
＜販売に関わる＞
「販売する」→小売会社、通販会社（オフィス文具・一般文具）
「小売に商品供給をする」→卸売会社
「海外から輸入する」→商社
「運ぶ」→物流会社
「ユーザーの意見を調査・分析する」→調査会社
「製品情報を広げる」→広告会社、イベント会社、出版会社
＜製造・企画に関わる＞
「素材をつくる」→素材メーカー、化学メーカー
「ノベルティを企画」→ノベルティ企画会社・印刷会社
「依頼されて製造する」→ＯＥＭ生産企業・・・・
それぞれの関わり方によって、求められるスキルが違うので
自分にしっくりくる会社や関わり方が見えてくると思います。
就職活動をすると、社会全体の流れが見えて視野が広がってきます。
視点をあげて会社を探してみましょう。
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