こんにちは。就活モード・いのうえまりです。
昨日から、こんなニュースがインターネット上で話題となっています。
DeNAのエンジニアスペシャリスト採用、新卒でも最高年俸1000万円
(Yahoo!ニュース内の記事はこちら
)
2011年の大卒初任給が、およそ20万4,000円と発表されていますが、
話の通り、最高の1000万円だったとすると、
1ヶ月あたり、およそ83万3000円の給与になる計算ですね。
ソーシャルゲームの開発者が足りない状況で
プログラム開発経験のある、若い世代を積極採用する目的とのことですが、
この機会にみなさんには
「自分の給与に対してどのくらい稼げばいいのか?」という
ことについて、ぜひ考えていただきたいと思います。
■給与はどこから支払われるのか?
給与のもとは、その会社の「売上高」から、材料などの仕入にかかったお金などの
「売上原価」というものをを差し引いた「粗利益」から
わりあてられます。
つまり、この粗利益を大きくすることが
給与として割り当てができる金額を増やすことになり、
結果として給料アップにつながります。
■どれだけ稼ぐ必要があるのか?
会社のビジネスモデルによって、かかるお金や
目標とする売上に対しての利益の割合(利益率)が異なるため、
一概にいえませんが、
「自分の給料の3倍、売上総利益(粗利益)を稼げば一人前」
といわれています。
これは、自分の人件費だけではなく、会社を支える総務や経理などの
営業活動に関わらない管理部門の給与も稼ぐ必要があるからです。
ですから、冒頭ご紹介した1000万円の給与をもらうためには
3000万円の粗利益をあげなくてはいけない計算ですね
新卒採用の場合は、はじめから給与に見合うだけの働きができないことも
ありますので、企業は「先行投資」として、みなさんの育成に力をいれています。
■営業でない部門に配属されても、コスト意識が重要
総務や経理のほか、事務全般を担う部門の社員は、
直接売上をつくることはありません。
だからといって「ただ仕事をこなす」のではなく
仕事の進め方を効率化して、業務の処理スピードを上げたり
経費を削減したりする意識的な取り組みが求められます。
また同じ金額の費用をかけた場合でも、
より効果のあがる(費用対効果の高い)企画を検討することによって、
粗利益の中から、この給与のもとを増やすことに貢献できるのです。
ここまで読んでいただいておわかりかと思いますが、
会社で働く上で、「給与は自分が労働すれば、当然もらえるもの」ではありません。
「給与は会社全体で価値を出してこそ、もらえるもの」なのです。
この意識がある人とない人では、面接での発言も変わってきます
ぜひ自分が価値を出せるようなフィールドを探しましょう
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