【訪問】2019年 3月 6日
【杯数】2019年 5杯目
【店名】だし廊 -NIBO-(Twitter)
【回数】初
【品名】イカ煮干し魚醤
【価格】890円
【ゆっけ度】★★★★
【備考】
この日は所用があって県庁近くにやってきました。
三越の向かいに新しい看板が。
南町通り沿いの人気店、だし廊の2号店が2月にオープンしたのでした。
その看板から西へ少し行くと、かつて麺家くさびがあった場所にお店があります。
外観はオシャレにリニューアルされています。
本店の人気ぶりと、新店であることを考えると、めちゃくちゃ混んでいるかと予想。
しかしながら、平日の13時過ぎの時間に行くと、店内の先客は数名しかおらず、スルッと入店できました。
メニューと券売機。
平子いわし、鯵と昆布だし、イカ煮干し、汁なしの4メニューが基本のようです。
レギュラーとしてイカが入っているのは珍しいのでは、ということで、チョイスはイカ煮干し魚醤¥890。
着席し、食券を渡し、おしぼりを受け取ると、ほとんど待っている感じがしないうちに到着しました。
紫玉ねぎと三つ葉が目に鮮やかです。
奥に盛られた黒いもの、最初は岩海苔か何かだと思ったのですが。
黒いものは岩海苔ではなく、イカのミンチだそうで。
これをスープに溶かすと、スープが真っ黒になります。
ミンチも細かく散逸してしまう上に、スープが黒くなるので、溶かしてしまうとサルベージは困難。
写真に写っている黄色いクリーム状のものはチーズです。
味変アイテム的な扱いでしょうが、ラーメンでチーズが最初から盛られているのは珍しいのではないかと。
写真のスープはイカミンチを溶かす前のもの。
あくまで個人の感想ですが、イカがガツンとくる感じではありません。
ただ、少しばかりクセというか引っかかりがあるくらい。
そのクセがイカならではな雰囲気です。
実は最初スープを飲んだときに「なんとなくもうひと味足りない感じがするなぁ」なんて思ったのですが、そのイカっぽいクセの部分が妙に吸引力をもっているのか、スープを飲むことが止められなくなります。
以前ヘルズキッチンでリリースされたバイオレンスイカのような暴力性はないのでグビグビとイケます。
麺は固茹でで、コシと喉ごしがあります。
石臼挽きの粉を使っているらしいです。
なかなかの細麺で、どことなく日本蕎麦のような印象さえあります。
チャーシューは豚バラ。
別なメニューには低温調理のロース肉が乗っているものもあるようです。
トロットロに仕上げられており、箸で持ち上げられないほど。
すぐにホロホロと崩れてしまう。
シンプルに美味いです。
最終的にイカミンチやらチーズやらを溶かしてフィニッシュ。
最後までスープを飲み干したい願望に駆られる一杯でした。
遅い時間まで営業しているようなので、使い勝手は良さそうです。
はま家やら萩ノ宮やら比較的新しいお店も付近には多く、それだけ需要があるんでしょうねー。
国分町周辺で飲むなんてここ数年ないですが。