【訪問】2018年11月14日
【杯数】2018年 59杯目
【店名】中華蕎麦 會(Twitter)
【回数】初
【品名】しょっつる汐煮干し
【価格】800円
【ゆっけ度】★★★★
【備考】限定。
この日のディナーは亘理の新店、中華蕎麦 會。
6号線沿いにあった優勝軒の居抜き物件です。
煮干し推しのラーメン店ということで、ずっと来たいなぁと思っておりました。
満を持しての初訪問です。
前情報で店の看板がないことは知っておりました。
訪問が夜だったので見つけられるか不安でしたが、看板に文字こそなかったものの煌々と照らされており、視認性は高かったです。
店内に入ると、まず真っ先に煮干しの強い香りがガツンときます。
これは期待できそう。
券売機制となっており、基本のラーメンは煮干しそばと濃厚煮干しそばの2本立て。
この日はありませんでしたが、つけそばもあるようです。
そこに限定があったりなかったりというメニュー構成。
券売機の後方にひっそりと隠れている、どろ沼濃厚煮干しなんてメニューも気になりますね。
訪問時は提供されておりませんでしたが。
この日はしょっつる汐煮干しという限定が提供されておりました。
初訪問ですが、同行者がレギュラーの濃厚煮干しそばにすると言うことで、私は限定をチョイス。
基本ラーメンは1人で食べたいんですが、複数で行くとシェアできるのが良いですねー。
カウンターにぐるっと囲まれた厨房内では店主さんでしょうか、ワンオペでの営業でした。
先客もおらず、ゆったりとした時間が流れていました。
もっと混んでいるお店かと思っていましたが、夜営業だからでしょうか。
寸胴の攪拌の様子なんかが見られて個人的にはとても楽しいです。
大きい木の板でガツガツかき混ぜて、大きい電動ミキサーでさらに攪拌。
私もかつて1回だけ濃厚煮干しスープを作ったことがありますが、スープ内の煮干しを砕くのはなかなか大変でした。
また何か作ろうかしら。
そんなことを思っていると配膳されました。
写真はありませんが、同行者の濃厚煮干しは、いかにもニボですといった感じの濃い茶色のスープ。
それとは対照的に、しょっつる汐煮干しは濃厚煮干しよりもはるかに薄い色のスープになっています。
汐とつくだけあって塩ラーメンということでしょうか。
品名通りしょっつるを使用しているということもあり、ガツンとくるようなインパクトこそないものの、じんわりと、なおかつしっかりとした旨味が溢れています。
これは美味い。
こっそり隠れた柚子も絶妙なアクセントになっています。
麺は細ストレート。
細麺ながらコシの強い麺になっています。
和え玉もメニューにラインナップされており、この麺なら確かにそういう食べ方をしても美味しそう。
麺だけでも味わいたくなる麺です。
トッピングはピンク色が綺麗な低温調理チャーシューが目を引きます。
しっとりやわらかな仕上がりで、スープとのバランスも絶妙。
互いに邪魔をせず、支え合っている感じと言いますか。
穂先メンマというのもポイント高いですね。
玉ねぎのシャキシャキ感もほど良いですが、特有の辛さはちょっとあとまで残る感じがしました。
しかしまぁ、美味しいです。
濃厚煮干しの方は分かりやすくガツンと煮干し、といった感じで、塩分もかなり強めかと。
これスープまでいったら血圧上がるぞって感じ。
それに比べると優しめなスープですね。
見た目も綺麗な一杯で、これは他のメニューも気になるところ。
家からも遠くないので、きっとまた行くと思います。