どちらが良いか、悩ましい問題ですね。
しかし、いずれ大人になって仕事をする立場になる事を考えると、特に小•中学生さんには前者をお勧めしたい。
得意科目はどうせ勝手に伸びますから。
社会に出た後、携わる仕事が得意なものだけ、という状況は非常に少ないでしょう。
学生のうちに、苦手な分野にも挑戦する、頑張るという経験をして欲しい。
最近は1教科入試などもあるようですが、受験で使わないからやらない、苦手を克服しない、というのは辞めてもらいたいな、と管理職をやっている者としては思います。
なぜか?
大人になっちゃうと、多くの場合、残念ながら、もう無理なんですよね。
地頭とか能力とかでは無いんです。
20年以上、そういう課題を避けたり、逃げ続けて来たりした方は、そういう課題への向き合い方がわからなくなってしまうのではないか、と私は考えています。
現在80〜90点レベルで仕事をやってくれている部下にもっと仕事をやってくれ、というのは厳しいので、30〜40点程度の仕事しかできていない者に、せめて50〜60点の仕事をやってもらう方が楽だろう…なんて考えて指導していた時期がありました。
でもね、ほとんどの場合、無理なんですよ、残念ながら。指導は続けますけど。
最初が肝心とか言いますが、その最初とはいつなのか?
私が思うには、課題から逃げる癖がつく前、かな。
先日、娘が塾で行われた模試の成績を持って来ましたが…
数学は平均よりもずっと下でした。
笑ってしまいました。
わかっていた事ですが、娘の地頭的には、やっぱり普通なんだな、と思いました。
そんな子でも御三家とか鉄指定校の受験した学校全てから合格いただけました。
つまり…
受験生とそのご家族の皆さん、中学受験は凡人でも大丈夫ですよ!
こんなのが励ましになるかわかりませんが。
諦めたらそこで終わりです。
頑張れ!
娘は…まだ先は長いから頑張ろう!
数学なら父ちゃんが教えるぞ!!