「夢のお告げ」

 

「猿田彦!顔を上げよ。

 

これからいうことをよく聞くのだ!

 

これまで私が治めていたこの葦原中国は、

 

高天原の天照大御神の御子に譲ることになった。

 

そして、まもなく、その御子がこの国に

 

天降りしてこられるのだ。

 

そこでお前は、

 

これから葦原中国と高天原の途中にある天之八衢に行き、

 

そこで御子達を待ち受け、

 

筑紫の日向の高千穂の峰までお連れするのだ。

 

それから、邪悪な神が、

 

そこから上の高天原へ続く道を汚さぬよう、

 

また、先導として、もしも天降られる道中で

 

邪悪な神が向かってくる時は、

 

それを阻んで、

 

無事に高千穂の峰までお連れするのだ」

 

それから大国主は猿田彦に天之八衢までの道と、

 

そこから筑紫の日向の高千穂峰までの道を教え、

 

最後に「よいな!頼んだぞ!」

 

といいました。

 

その声を聞いて猿田彦は

 

「畏まりました。私にお任せ下さい!」

 

と平伏して答えました。

 

「チュンチュン、チュンチュン」

 

と雀のさえずる鳴き声で猿田彦は目が覚めました。

 

外はもう空が白み始めています。

 

平伏したまま寝ていた自分の格好を

 

不思議に思った途端、

 

大国主が来ていたことを思い出して

 

顔を上げましたが、その姿は、

 

どこにもありませんでした。

 

あれは夢だったのか、

 

現実だったのかと思いながらも、

 

大国主の言葉の全てをはっきり覚えているのです。

 

海から上がった猿田彦は、

 

あれは、まさに夢のお告げというものだと思い、

 

枕上に立った大国主のお告げに従い、

 

旅の準備を始めました。

 

<監修・埼玉県神社庁>

 

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>父の中にいる子女は、存在していても、

 

>必ず愛を中心に母の体を通して

 

>初めて第二世の生存体を構成し、

 

>一人の代身者としての役割を持つようになる。

 

>ゆえに本来、

 

>人間の肉身の父母から受けた

 

>我々の人生において、

 

>再び「父なる神」を

 

>求めるようになった理由は、

 

>堕落によって肉身の父母が未完成となったため、

 

>再び完成する道を求めて

 

>「父なる神」に侍ってきたからである。

 

 

文鮮明 原理原本より

 

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こんばんは。

 

いつもマイブログを読んでくださる皆さま。

 

本当にありがとうございます。

 

 

 

 

また新しい一週間の始まりです。

 

寒さ厳しい季節ですが、

 

ひたすら春の訪れを待ち焦がれています。

 

今週も、

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

2024年1月14日

 

 

 

ひぐま めぐみ  拝