なかなか見れないよこの瞬間。その時みんなはおれらの背中見とるからね。
おれらはこんな顔でバーンってやってます。必死顔。
というわけで。
遅くなったけどヘムロックツワー7本目、京都ミューズさんでのワンマンライヴに来てくれたみんなありがと。
以前に2回、京都ミューズさんではライヴをやらせてもらったけど、初のワンマンにして京都のおそろしさを知りました。
そうか、こんなにすごいとこだったのか京都は!
はんなりなんて言葉があるけど、真逆や逆はんなりや!(はんなりとは、上品という意味や!)
おまえさん、アツさの向こう側って知ってる?
アツさの向こう側はとてもひんやりしてるんやで。ひんやりどころか結構さむいどす。
そのことをアンコールMCで知ってるか聞いたらほとんどの人が知らんかった。
普通の生活をしてたら向こう側に行く機会なんてないか。考えてみたら、バンド始めてワンマンツワーをするようになって初めて経験したしなあ。
記憶にあるので今回でたしか2回目。
自分で向こう側を経験する前に、己龍さんのオープニングアクトをしていた時、参輝さんが本編終わりで戻ってきた時にそんなようなことを言ってた時があって、なにそれそんなことあるの?ってその時はさっぱりわからなかったんだけど。
ワンマンツワーで全国をまわるようになってたくさんのライヴをするようになって、みんなとアツいライヴをぶちかますようになったくらいから、ステージの熱気、フロアの熱気、箱の環境、セトリ、衣装等々、色々な要素が合わさった時、あーこれか、これがあの時言ってたやつか、と理解する日がきて、(やっべえなんじゃこれ)ってなったのを覚えてる。
すんごく辛いけど、なんなんだろうあの時の気持ち。うまく表現出来ないけど嫌いじゃないです。限界を超えた瞬間ってのは超えた人しかわからない。
倒れ込むように裏にもどってひーひー言ってたら、ロンドボーイのロイ君が色々なもので扇いでくれて助けてくれた。
この日は本編途中機材トラブルがあって急遽リオ君の機材を借りてほぼほぼライヴしたり、色々と助けてもらってます。ありがと。
構成だけ見るとよくわからないよね。しかしひさしぶりすぎて緊張した。短い曲だけど地味に難しいから余計緊張した。つぎはどこで聴けるかな?もしかしたらもうやらないかも。
そうそう。
emptyもひさしぶりにやったよ。リズム隊からはじまる曲は少ないからテンションあがるね。あがりすぎてちょっとミスったけど笑
2曲とも改めて良い曲だなあと感じたよ。
楽曲に自信があるからこそ自分達のポテンシャルをどこまで高められるかで全然違う曲になってしまうから、もっともっと頑張らねば。
その時の気持ちひとつで全然違う曲に良くも悪くもなってしまう。それを楽しむ余裕が出来るくらいになりたいな。
気づいたら出来なかったことが出来るようになってるけど、目標、理想は高くなるばかりで、ライヴの充実感はすごいけど、個人的なベーシストとしての充実感はまだだ。
ベーシストとして、ステージに立つ者としての幅をもっと広げたいな。
逆はんなり、忘れんうちに帰ってこれるように応援頼んだどす。
いままでのツワーならもう折り返し地点であと数本かあなんて思う本数のライヴをやってきたけど、まだまだツワーはこれから。
今は東京に帰ってきていて、昨日は己龍さんのツワーファイナルライヴを見に行ったりして、その凄さを改めて痛感しました。
そんな中で、おれらならここでどんなライヴが出来るんだろう、どんな景色を見て、見せられるんだろうって思ったり。
ライヴ前のステージに立たせてもらって、そこから見た景色には誰もいないけど、そこにお客さんが入ったことを想像したら震えた。武者震いや。
夢や目標は日々増えて大きくなってます。
またまだ見せたいもの、見たいものばかり。