犬を飼っている人なら一度はペットの誤飲誤食でヒヤっとした経験があるのではないでしょうか🐶💦 

 

食べものはもちろん、ペットが飲み込めそうな大きさのおもちゃや布など、家の中には誤飲誤食のリスクで溢れています。 

いくら予防していても、特に好奇心旺盛な子犬の時期などは誤食誤飲事故が起こりやすいためとても大変です。 

 

では、実際に愛犬が誤飲誤食を起こしてしまったらどうしたらいいのでしょうか? 

ましてや夜間に事故が起こってしまったら様子を見るべきかすぐに救急動物病院に行くべきなのか悩むこともあるでしょう。 

 

今回は犬が誤飲誤食をしてしまった時にどう対処したらよいのか考えていきます!

 

夜間救急動物病院にかかる犬の症状NO.1とは

愛犬が夜間に急に体調を崩したり、ケガをしてしまった時はとても不安になりますよね。 

 

嘔吐や下痢、呼吸が苦しそう、発作を起こしている、

熱がある、体が冷たいなど体調不良における症状はさまざまです。 

 

さまざまな症状のなかでも

夜間救急動物病院に運びこまれてくる犬の症状で最も多いのは

食べ物やおもちゃなどの誤飲誤食です。 

 

人間の生活環境の中には、犬が食べてしまうと危険を伴うものが沢山あります。

 

飼い主さんは愛犬が過ごす空間で細心の注意を払う必要がありますが

相手は生き物なので注意が行き届かないことは時に起こり得るのです。

犬の誤飲誤食は危険!

人間の生活環境は、ペットにとって危険なもので溢れています。 

誤って食べてしまったものが体に害がなく、

消化できるものなら問題ありませんが、食べたものによっては命の危険が伴うこともあります。 

 

□ペットが誤飲誤食しやすいもの□ 

・ボタン電池 

・串やようじ

・くすり 

・たばこ 

・ストッキングなどの布 

・糸やひも ・ビニール袋 

・木のくず ・ティッシュや紙 

・石 

・ペットシーツ 

・たばこ 

 

食べ物でも犬に与えると危険なものもあります。

人間がよく食べる、タマネギやチョコレート犬に与えると中毒を起こしてしまうので注意しましょう。 

 

誤飲誤食で心配なのは“中毒”と“消化器障害” 

■誤飲誤食をしたときの症状■ 

・食欲不振や嘔吐 

・下痢、便秘 

・呼吸が荒い、呼吸困難 

・異常な咳 ・震え 

・元気がなくぐったりしてる 

・よだれが多い 

・げっぷ 

・血便

 

犬の誤飲誤食でとても心配なのは食道・胃・腸の閉塞損傷や誤飲物による中毒です。 

 

食べたものによって症状や、症状が出るまでの時間が異なり、対処が遅れてしまうと最悪命に関わる可能性もあります。 

 

・食道で起こる閉塞 

食道~胃の手前までの部位で閉塞を起こす異物は鳥の骨や串、おもちゃやボールなど。

食道が閉塞するとすぐに症状がみられることが多く、大量のよだれが出たり、呼吸困難、落ち着きがない、吐くしぐさをするのに何も出てこないなどの症状があらわれます。 

 

・胃で起こる閉塞 

刺激がない異物が胃にとどまっている場合は身体に症状がでないこともあります。

そのため愛犬の見た目だけでは判断が難しくなります。

コインやボタン電池など丸い異物は胃に対する刺激が少ないため症状がほとんどなく、X線検査などで偶然見つかることも。

 

また、胃から腸に異物が異動するときに、胃が狭くなる幽門という部分で閉塞を起こすと厄介です。 

胃に栓をした状態になってしまい、激しい嘔吐でショックを起こしたり、

循環器障害を起こしてしまい、最悪の場合は命の危険もあるので注意しましょう。

 

・腸で起こる閉塞 

誤飲誤食をしてから時間が経ち、腸に異物が詰まってしまうと食欲が全くなくなって

嘔吐・便が出ない・腹痛などの症状があらわれます。 

特に、ひも状のものが胃~小腸にかけて詰まってしまうと

小腸に広く障害が生じしまうためとても危険です。 

 

・中毒症状とは 

誤飲誤食でおこる「中毒」は震えが止まらない、痙攣、泡を吹く、倒れる、意識を失う、

嘔吐を繰り返す、下痢、よだれが止まらないなどです。 

中毒を引き起こす代表的な食品は、チョコレート・たまねぎ・ぶどうなどです。 

 

愛犬が可愛いとついつい食べ物を与えたくなってしまいますが、

人間が食べられるものでも犬に与えてはいけない食品もあるので注意してください!!

日ごろからなんでもかんでも与えないことを心掛けておきましょう。

犬の誤飲誤食で飼い主がまず最初にとるべき行動

実際に愛犬が誤って異物を飲み込んでしまったときは、

まず愛犬が誤飲誤食してしまったものを確認してください! 

食べたものが分かると動物病院に行ったときにとても役立ちます。 

 

そして、一番大事なのは誤飲誤食の可能性がある場合は『自己判断はせずすぐに病院にいくこと』です。 

誤飲誤食のあと、自己判断で水や牛乳、食塩、オキシドールなどを飲ませて吐かせようとするのはとても危険。

誤飲誤食を見つけたらかかりつけの動物病院に連絡して指示を仰ぎましょう。 

 

愛犬の誤飲誤食を見つけたら慌てない

犬がなにか口の中に入れた時に慌てて取り出すのは危険!噛みつかれる可能性もありますが、そういった行為は犬が「取れられる前にはやく飲み込まなきゃ」という気持ちになり逆に飲み込ませてしまうこともあるのです💦

なので、まずは犬がだいすきなおやつで交換させるようにしましょう。それでも出さなくて、飲み込むと危険なものであれば噛まれるのを覚悟の上無理やり口を開けることも検討しましょう汗

 

愛犬の誤飲誤食を防ぐためにできること 

犬の誤飲誤食は最悪の場合、命にかかわります。

飼い主さんが手っ取り早くできる予防方法は「犬が触れられる場所にものを置かない」ことです!

ものがたくさんある場所では犬をケージの中にいれておくことも予防につながりますよ。

夜に誤飲誤食があった時は夜間救急動物病院「麻布ペットクリニック」に相談を

動物は自分で救急車を呼ぶことはできませんし、言葉も話すことができません。 

誤飲誤食を見つけたらかかりつけ医に連絡するなど、飼い主さんが適切に対処しなければなりませんビックリマーク

 

しかし夜間に誤飲誤食があった場合はかかりつけ医があいてないなんてこともあるでしょう。 

 

万一のことを考えて、事前にかかりつけ医の他に「夜間に診察してくれる救急動物病院」を調べておくと安心できますよ。

 

今回は東京や神奈川周辺にお住まいの方が行きやすい夜間救急動物病院を紹介します。 

 

東京都にある夜間救急動物病院「麻布ペットクリニック」

夜間診療をメインに診察している犬猫専門のクリニックです。

 

麻布ペットクリニック

 

 

麻布ペットクリニックは、愛犬の体調が悪い中で一夜過ごすのは不安という飼い主とペットに寄り添ったクリニック。 

レントゲンや入院管理、外科手術などが必要な症状の時はかかりつけ病院の搬送や紹介もしてくれます。 

 

診察時間はAM4:00ですが、もし時間を超えてしまう場合には協力提携動物病院への転院による

継続治療体制も整っているため安心です。 

 

診察時間|月曜日~日曜日20:00~4:00まで※水曜日は23:30まで 

休診日|ホームページのカレンダーに記載あり 

 

また、受診の際は事前にクリニックに電話で連絡するようにしましょう。 

 

電話では以下のことを聞かれるので慌てずにこたえるようにしましょう! 

 

【電話で聞かれること】

・家族と動物の名前

・症状について 

・動物種、年齢、性別 

・既往歴 

・来院時間 (・服用中のおくすりを持参する)

 

料金は夜間診察料として11,000円(税込)が発生し、別途で検査費用や処置料がかかります。 

ペット保険にも対応しているので加入している保険会社を確認し問い合わせましょう。

夜間に病院に行くのを迷う場合はオンイラン診療を利用しよう!

夜に誤飲誤食をしてしまった時、症状次第では救急病院に行くか迷うこともあるかもしれません。 

その時は自己判断せず一度夜間救急病院に相談しましょう。

 

麻布ペットクリニックでは「オンライン相談」も行っています。 

朝まで様子を見るべきか、すぐに病院に行くべきか悩んでしまったら、

電話では伝えられない愛犬の様子を獣医さんに診てもらうこともできます(※オンライン相談は有料です) 

 

麻布ペットクリニックではZOOMやLINEを使ってオンライン診療ができるので

詳しくは麻布ペットクリニック公式ホームページを確認してみてください。

 

心配で辛い夜を一晩過ごすよりも獣医さんに様子を診てもらえると安心です。

まずは相談したいということがあればオンラインで診察するのも一つの手段ですよね! 

 

昼間でも夜間でも愛犬が誤飲誤食や体調を崩すタイミングはわかりません。 

もしものことが起こる前に頼れる病院を探しておけば、焦らず慌てず最善の処置ができると思います(`・ω・´)