えこひいき | 日本とサウジアラビアと自閉症

日本とサウジアラビアと自閉症

毎日、いろんなことが起こるから、楽しかったり、怒ったり。

いろいろな想い、文字にしましょ。

サウディアラビアのこと、国際結婚のこと、自閉症のこと、日本のこと、世界のこと。

父さんの家族、お義母さんやお義姉さんの

 

あるある。

 

     『えこひいき』。

 

これは、周りで見ている方が、腹が立ってくるあるあるだ。

 

 

特に、生前のお義母さんはそれが酷くって、

 

わたしも、よく泣かされました。

 

えこひいき、お気に入りの人に対する態度が、

 

それはもう、露骨で、

 

唖然とするほどでした。

 

亡くなった人の悪口では無いのだけれど、

 

日本でのわたしの環境では、そういう状況を

 

目の当たりにしたことがなかったので、

 

かなり衝撃的でした。

 

たくさんいる自分の息子の嫁の中から、

 

一人だけを溺愛して、

 

まるで、自分は召使のように尽くす有様だった。

 

それは、孫たちにも影響があって、

 

同じ孫でも、お気に入りの孫には、

 

至れり尽くせりなのに、そうじゃない孫は、

 

あんたそこにいたの?的な扱いだ。

 

それは、もう周囲から見ていて、

 

孫たちが気の毒だった。

 

一人の嫁に対しての溺愛は、実の娘の嫉妬を買い、

 

延々と娘と嫁のバトルが繰り広げられる。

 

わたしは、そのとばっちりを受けまくった。

 

同じ嫁であるわたしに対しては、溺愛も何も、

 

なんか、わたしは、嫁の中に入っていないかのようだったガーン

 

それでも、わたしは、耐え抜き、最終的には、確固たる信頼を

 

得ることができて、お義母さんには、よくしてもらったと思う。

 

 

そしてだ、今回、我が家に転がり込んできたお義姉さんだ。

 

彼女もこの母親から、冷たい仕打ちをされてきて、

 

その代わり、父親からは溺愛されて、わがままに育てられた人だ。

 

そんな彼女が、母親と同じようにえこひいきをするのだ。

 

一人の甥っ子に、赤ちゃんの時から執着し、溺愛する。

 

その甥っ子は、今、この家で私たちと一緒に暮らしているので、

 

だからこそ、彼女は、わたしたちの家にやってきたのだろう。

 

そばに居れるから。

 

彼女の猫撫で声で甥っ子とを話をしているのを聞いていると、

 

気分が悪くなるので、

 

できるだけ、距離を多く。

 

甥っ子は、もう22歳の青年である。

 

仕事を始めた社会人だ。

 

その彼に甘えたことを言うので、気持ち悪い。

 

甥っ子が、休暇を利用して実家に帰るとき、

 

自分の部屋からスーツケースを階段を下ろしてきた。

 

彼女は、

 

「なんで、そんな荷物運ぶの、重たいだろうに。ドライバーに

 

運ばせればいいから。」とおっしゃる。

 

わたしは、心の中で、『バカやろー』と叫んでいた。

 

甥っ子は、ジムに通って、マッチョな体を持っている。

 

年のいったドライバーより力持ちだし、若い。

 

何をおっしゃってるの?この人と思い、

 

ついつい、「何いってんの、彼は若くて、力持ちだよ」

 

と言ってしまった。

 

ほんとに溺愛して、頭がおかしくなっている人は、

 

思考もおかしくなっている典型的な事例だ。

 

先が思いやられる。