過去に集めた資料に | 日本とサウジアラビアと自閉症

日本とサウジアラビアと自閉症

毎日、いろんなことが起こるから、楽しかったり、怒ったり。

いろいろな想い、文字にしましょ。

サウディアラビアのこと、国際結婚のこと、自閉症のこと、日本のこと、世界のこと。

息子さんが自閉症ではないかと


思い始めた頃、


そして、障がい有りだと医者に言われた時、


その頃から、


ネットでの検索、資料集めが始まった。


18年前、まだまだ自閉症への理解や、


資料集めも、今ほど多くありませんでした。


ほとんどがアメリカからの情報を


取り入れたもの。


日本でも、ネットで情報を提供してくれている


親御さんとか、協会とか、療育施設のHPとか、


見つけたものは、片っ端からプリントして、


情報を集めまくりました。


サウジアラビアでは、その頃、


自閉症という言葉も、この障がいについても


全くと言っていいほど何も情報がない。


どこに連れて行ったらいいのかも


わからない状態でした。


精神科の医者に相談に行ったけれど、


わたしが、「この子は自閉症ではないですか?」


と切り出したら、


医者は、「多分そうかもしれないかも」と。


「日本に連れて行って、調べますから診断書を

書いてください。」


と言って、


とりあえず、


サウジアラビアに在中の医者からも


「自閉症かも?」という類の


診断書を書いてもらった。


これは、日本で必要なのではなく、


これからサウジアラビアで、いろんな場所で必要になってくるであろうから、


診断書を出してもらっただけですが。


どちらかというと、この医者よりも

わたし自身で調べた情報の方が進んでいると

感じたので、ちょっと誘導したかもしれない😆


だって、日本の方が、まだまだ


自閉症については、対応が進んでいるので、


日本では日本の診断書を出してもらわなければ。


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それで、最近、断捨離で


この集めまくった資料たちの整理をしている最中なのですが、


見直してみると、今の息子さん対応に必要なものもちらほら。


特に大人になってからの接し方の注意点が


今、わたしが欲しているものです。


身体が大きくなって、精神面でも大人の部分があるから、


今までのように子供扱いはできませんからね。


ついつい親は、子供の頃と同じように接してしまって、


大人になってから二次障害が出てきたりする。


実際、息子さんも、指示されたりすると、


不機嫌になり、怒りのコントロールが


出来なくなる場面が増えてきました。


そりゃそうだよ、大人になっても、


食べすぎるなとか、静かにとか指導されたら


嫌だよね。


たまたま今日見つけた資料に、

それにぴったりの事が書かれていて、

やっぱりそうだよねと思ったので、

抜粋します。


もう15年くらい前のものかもしれません。


電機神奈川福祉センターのしがとしかずさんと

いう方の文章です。


*家族(主に親)の対策

1、友人というよりも、所属する場所・組織を利 用して「所属感」が実感できるところを見つけ てあげる。


2、家庭では指導をしない。

 家に帰った時に、「服装がどうのこうの...」

 「食事にマナーが悪い」だの、「体重が増えた から、おやつを控えろ..」は、もうやめましょ う。家ではのんびり、小さい頃から過ごしてき た日課を楽しませてあげましょう。*




 本当に同感です。


そして、過剰介入にならない様に、


わたし自身も変わらなければいけません。