MUJI | 日本とサウジアラビアと自閉症

日本とサウジアラビアと自閉症

毎日、いろんなことが起こるから、楽しかったり、怒ったり。

いろいろな想い、文字にしましょ。

サウディアラビアのこと、国際結婚のこと、自閉症のこと、日本のこと、世界のこと。

ずっと、ずっとショッピングらしい事を


していなかった。


買い物は、スーパーマーケットか日用品店のみ。


通販で済ませるのが常で、


いっぱいショッピングモールがあっても、


月一回、息子さんとのお約束で


モール内にある遊園地で遊ぶだけ。


1時間遊んだら、スタコラと帰る。


息子さんと過ごす日々の中で、


ゆっくりとショッピングを楽しむなんて事は、


とうにやめた。


たまに1人の時間ができてショッピングに行っても、


今度は息子さんがいないと落ち着かない。


結局、買い物らしい事は出来なくて、


パッと行ってパッと帰ってくるだけだった。



今、いっぱいあるモールの中に


無印良品こと「MUJI」が必ず入店している。



はっきり言って、サウジアラビアの人々に


この地味な商品達は流行るのだろうか?と思って


いた。


通販でも買える。


引き上げない所を見ると、


それなりに需要はあるようだ。


食品はない。


日本にある品数と比べると随分少ないけれど、


まあサウジアラビアの需要を検討しながらの


出店なのかなと。



どうしても欲しいスリッパを買おうと思って、


お散歩がてら、モールに行ってみた。


お目当てのスリッパは店内に置いてなくて、


買えなかったんだけど、


類似の物と、プラス、


前から気になっていた


とっくりシャツ(タートルネック)の実物を


実際に見たくて、


見たら、買ってしまった。


無印の衣類って白黒が主流だから、


地味だけどカッコ良く決まるかな。


結局、父さんと息子さんのスリッパ、

とっくりシャツ、ブラトップ、

シャワー用ボディネットのお買い上げ。


店内では、

若いサウジアラビア人女性の店員さんが

声をかけてくれて、


キャッシャーでも、その人が対応してくれた。


『今では、女性店員、キャッシャーが普通になってるんだよ!

前は、女性店員さんはいなかったんだよ!』

(心の声)


サウジでは、買い物の際に、


携帯番号を登録することになっていて、


それでメンバー登録になる。


その店員さん、


私が日本人だとわかると、

(私は真っ黒黒スケのアバーヤ姿なのに

なんで日本人てわかったんだろ?)


急に嬉しそうになって、


どうやら日本人と接するのが初めてらしくって、


助っ人に来た他のサウジ人男性スタッフに、


「日本人だって」って嬉しそうに話し、


その若い男性スタッフも、笑顔になって、


嬉しそうに話し始めた。


「今まで日本の方、見たことないから。」

って。

「買いにくるのは、

フィリピンの人かインドネシアの人が多いから」


なるほど、さすがに無印良品はアジアの国で

人気がある。


「サウジには日本人の数が少ないからね。」


と話して


帰り際に「ありがとう」と日本語でお礼を言と、わーって喜んでた😆。


若い人の間の日本人気は、今凄くて

アニメの影響大ですね。


みんな日本を夢の国だと思っている。


いやーそんな事ないよって複雑な気持ちだけれど、


せっかく彼らが日本の事を好きなんだから、


その夢を壊さないようにしないとね。


久しぶりのお買い物でした。