加筆訂正しました。


こっちゃん(礼真琴)カヴァーアルバム

「Reach」聞きました!

 

コンセプトは

自身の歌声が世代や世界の垣根を越えて

多くの方に<届く=REACH>よう

願いを込めて

 

まさにその通りでした。

宝塚男役という垣根を越えて

いつもの男役の歌い方をベースにしてるがなんか違う感じ。

前に「ありのままで」をカバーした頃のこっちゃんからどんだけパワーアップしたのか。

男でも女でもないそんな垣根を超えた唯一の礼真琴という歌声。そんな印象。

原曲をリスペクトしつつ、自分の世界観を出している。いやーすごい。

今までの男役の経験を生かし、上手いだけじゃない深みや表現力も強さも感じる歌声。

こんな歌い方も出来るの?こんな声出るの?まだまだ成長するの?そんな驚きも感じました。

 

最近の歌には疎かった私が原曲聞いてみようかと思った程。

(今回のアルバムで知ってた曲は3曲位しかなかった。)

宝塚を知らない人がこっちゃんをきっかけに興味がわく事とはうらはらに

私は逆に今はこんな歌があるんだと興味をわくようになった。それも狙いなのか否か。

 

思い起こせば、全く宝塚に興味がなかった私が、

カナメさん(涼風真世)のPUCKを観てもいいかなと思ったきっかけのひとつは

ユーミンさんが曲を提供していると聞いたから。「ミッドサマーイブ」です。

それも一つのきっかけ。みなさんもどんなきっかけでハマるかなんてわかりませんよ。

実際、当時の私はPUCKよりもその後のショー「メモリーズオブユー」で

見事に沼に落ちました。いやータカラヅカって二本立てでショーがあるのがホントずるいというか巧いというか。

詳しくは↓

 

 

最近コラボ多いんですね、ファンの新規開拓にはいいんですが、タカラヅカにしか出来ない!

って演目も増えてほしい。これぞタカラヅカ!って感じの。

ベルばら(個人的には苦手)とか琥珀色などの柴田作品とか。コラボでなく何かをモチーフにしたお芝居とかどうですか?。それなら新規さんも入りやすいし、既存のファンも楽しめそう。PUCKもそうなんですが、同じ小池先生なら

やはり「天使の微笑悪魔の涙」が脚本、演出、キャスト含め最高傑作だと思ってます。

 


ちなみにカヴァーといえば、

Snow Manの「EMPIRE」。

最近ドハマリしてPV何回リピ―トしたか。

マッサマン→向井康二くん→SnowMan→EMPIREと行きつき、この曲にハマった。

モーツァルトの名曲「交響曲 第25番 ト短調」がこんなにカッコよくなるなんてすごい!

昔で言うと知ってる所で、さびしんぼうとかジュピターとかありましたねー。

 

話はだいぶ脱線しましたが、このアルバムはなんといってもずんちゃん(桜木みなと)との「ゴールデンスマイル」が逸品。

それ聞く為だけに買ったと言っても過言ではない。結果めちゃめちゃ良かった。ずんちゃんの優しい甘い声にこっちゃんの透明感ありつつ力強い声が重なる贅沢というか背景にある同期萌えというか。ずんちゃんといえば正に「ゴールデンスマイル」が魅力。こっちゃんからずんちゃんへエールを送っている風にも感じて、また泣けてくる…。


最初タイトルのreachと聞いて、

(退団にリーチがかかってる)と勝手に思ってたのですが、リーチは麻雀用語で実際は届くって意味なんですね。

ここに来ての武道館コンサート開催や写真集など、フラグ経ちまくってるので、この意味も含んでいるとも思えてきた今日この頃。

こっちゃん自身がタカラヅカという垣根を超えて外の大きな世界に届きたい…。という風にも思える、そんなアルバムでした。


と昨日記事出してから、今日の夕方こっちゃんの退団発表出ました…。覚悟はしてたけどやっぱり寂しいです…。