「道の駅 ロード銀山」(島根県大田市) 道の駅で楽しめる、大田市名物『箱寿司』と『大穴子』! | 全国のグルメ食べ歩き

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(※訪問時期が9月下旬の時間差更新です。)

 

 

 


島根県大田市(おおだし)の国道9号線沿いにある『道の駅 ロード銀山』。

 

 

 

 

 

2010年に誕生した道の駅のようで、大田の郷土料理やお土産なども取り揃えており、今回は昼食を食べに食堂を利用。

 

 

島根県しまねブランド推進課では、島根県の優れた県産品を活かし「島根の味」を提供できる飲食店等を「しまね故郷(ふるさと)料理店」として認証・PRしているそうで、こちらの道の駅では「箱寿司」などの郷土料理を提供していることから、しまね故郷料理店の「郷土料理のお店」として認証されているとのこと。

 

 

今回はこの「箱寿司」が目当て。

 

 

「箱寿司」はご飯、具材、ご飯、錦糸卵の順番で木枠に入れ、上から圧をかけることで形成していく押し寿司。

 

 

具材には肉や魚などは使わず、人参、かんぴょう、しいたけ、油揚げ、ストかまなどを細かく切って、甘辛く炊いたものを使用。

 

 

特徴は長崎県の「大村寿司」に近いといわれているそうです。

 

 

昔は各家庭に箱寿司を作るための専用の木枠があり、地域のお祭りなどの祝い事の際には当たり前のように箱寿司が提供されていたとのこと。

 

 

由来は諸説あり、石見銀山で銀の採掘が盛んであった江戸時代に、都から赴任した大名や代官が都を想いこの地に伝わったという説や、戦国時代に兵士の兵糧として移動食、酢飯にして持ち運んだ説などがあるといわれていて、いずれにしても江戸時代にはこの地に根付いたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は元々箱寿司だけ食べる予定だったのですが、どうやら食堂の人気NO.1メニューは「ふっくら穴子丼」だそうです。

 

 

訪問前は知らなかったのですが、大田市では「穴子」も名物。

 

 

大田市役所の公式サイトによると、島根県のアナゴ類の漁獲量は令和元年に632トンで3年連続日本一、そして県内の半分近くが大田市内で水揚げされているとのこと。

 

 

1年を通して水揚げされ、一般的な旬の夏に限らず長い期間美味しく楽しめるそうで、50センチを超える「大穴子」が多いことも特徴とのこと。

 

 

これは穴子丼も食べていかないと勿体ないと思い、今回は『ふっくら穴子丼』と『箱寿司単品』を注文!

 

 

 

【ふっくら穴子丼】2200円(税込)

 

 

確かに一般的な穴子と比較すると、遥かにふっくら大きくて肉厚、穴子丼というよりは鰻丼のようなビジュアルです。

 

 

甘辛でまろやかな味わいのタレは量が控えめ、フワフワしていると思うと意外と締まった食感でホロッと崩れる感じ、大きいこともあってか小骨は普通の穴子よりもしっかり感じます。

 

 

他にもサラダや味噌汁、漬物など色々付いていて、特にソース味で鰹節も効いた丸いコンニャクが、なんだかタコ焼きのような印象を受ける味で面白かったです。

 

 

【箱寿司単品】600円(税込)

 

 

甘辛いかんぴょうや椎茸の味わいをベースに、フワッとしたまろやかな錦糸卵、そして綺麗なピンク色の桜でんぶ?が甘じょっぱい独特の味わい。

 

 

シンプルで素朴ですが美味しくて、押し寿司なので見た目よりも食べ応えがあり、穴子丼と一緒に食べるとお腹いっぱいになりました。

 

 

ご馳走様でした!

 

 

 

 

道の駅 ロード銀山

0854-82-1991

島根県大田市久手町刺鹿1945-1 

https://tabelog.com/shimane/A3203/A320302/32002084/