京都祇園にある、スープから盛り合せ具材まで、愛媛県宇和島産の鯛を丸ごと使ったラーメンが看板メニューのお店『らーめん錦』。
店主の方は2001年に「ZUND-BAR」をオープンしたことに始まり、2003年に恵比寿にて1号店をオープン、その後関東圏を中心に数多く店舗を展開している「AFURI」に2005年に入社し、その後総料理長を務めたそうです。
こちらのお店は独立後、2018年8月にオープン。
鯛ラーメンが大好きなのと、風情のある京都ならではの町家の店舗、そして高級感のあるオシャレなラーメンが提供されている口コミの写真を見てとても気になり、今回初訪問。
場所は祇園四条駅から徒歩8分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
この日は平日の金曜日、お店には20時前に訪問。
店内はカウンター6席、この時満席で外待ちが1人、待ち時間は15分くらいでした。
ラーメンは看板メニューの「塩らーめん」の他、「醤油らーめん」、「柚子らーめん」、「鯛白湯らーめん」、そして「柚子抹茶らーめん」という個性的なラーメンもありました。
季節によって様々な限定メニューもあるようで、この時は「林檎らーめん」というとても気になるメニュー。
丼物も色々あって、肉・魚・いくらがのった「錦丼」がとても美味しそうでした。
初訪問なので一番食べたいのは「塩らーめん」。
今回は塩のかけらーめんに、トッピングの盛り合せ、鯛飯、甘味も付いたらーめん錦の定番メニュー『錦御膳』を注文!
【錦御膳】2290円(税込)
《メニュー説明》
鯛づくし御膳
らーめんには贅沢に鯛のアラから出汁をひいたかけらーめん
盛り合せには鯛の昆布締めの炙り
真空低温調理された鶏胸肉
濃厚な黄身が特徴の京都福知山産玉子を鯛出汁と醤油ダレでじっくり味付けした煮玉子
素揚げ牛蒡、なますを添えて
そしてもう一つの主役、鯛飯
ご提供直前に昆布締めした鯛を炙りご飯の上にのせる
炙りの香ばしい香りと鯛出汁で炊いた出汁飯の味わいは、らーめんに勝るとも劣らず
食後の甘味には自家製麺で使用している全粒粉、オーツ麦を配合した白玉食感のお餅
らーめん屋だからこそ出来る逸品です
スープは丁寧に抽出した鯛出汁をベースに10種類以上の海や山の幸を加え、化学調味料を一切使用せず仕上げているとのこと。
味付けはややしっかりめ、出汁の上品な旨味が効いた奥深い味わい。
北海道産オーツ麦と全粒粉を独自に配合した自家製麺は、香り高く最初はややかためでザクザクと歯切れが良く、時間が経ってもしなやかなコシの残る食感で美味しいです。
トッピングと鯛飯に乗っている鯛の身は、外はパリッと香ばしく中はホロッと柔らか、旨味爆発の脂がジュワッと溢れ、えげつない美味しさでした。
トッピングでは他にもしっとり柔らかな鶏胸肉、確かに黄身が濃厚な煮玉子も美味しかったです。
鯛飯は塩気控えめ、まろやかでコクのある味わい。
ご飯も麺も食べ終えて、丁度スープを飲み干す直前くらいに、自家製麺にも使う麦で作ったお餅の提供。
ツルンとモッチリ、濃厚甘めの黒蜜も相性抜群、良いデザートになりました。
次回は「柚子抹茶らーめん」を食べてみたいですし、お店のInstagramを見ると過去の限定ラーメンも食べてみたかったメニューが多いので、またチェックしてみたいと思います。
ご馳走様でした!
らーめん錦
075-606-5210
京都府京都市東山区新橋通大和大路通東入2橋本町416
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26031161/