宮城県仙台市に本社を構える、大正9年(1920年)創業のお茶屋『お茶の井ヶ田』。
元々は繁田園分店として、暖簾分けの形で国分町に開業したのが始まりだそうです。
現在ではお茶の販売はもちろんのこと、お茶を使ったお菓子や食事を提供している「喜久水庵」など、井ヶ田グループとして東日本を中心に多数の店舗を展開。
今回は元々抹茶目当てではなく、仙台名物のずんだスイーツの人気店を調べていたところ、こちらのお店が紹介されているのを目にしました。
人気の抹茶ソフトにずんだをトッピングした「ずんだパフェ」というメニューがあるとのこと。
お茶屋ならではの抹茶スイーツに、名物のずんだも楽しめる、これは素晴らしい一品と思い行ってみることにしました。
今回訪れたのは一番町本店。
この日は平日の金曜日、お店には11時過ぎに訪問。
抹茶ソフトは濃さが色々選べるのが面白いですね。
スイーツは店頭で購入も出来ますが、店内にイートインスコーナーがあるので、そちらでいただくことにしました。
この時イートインコーナーに先客はおらず、私のみで空いていました。
今回は迷わず目当ての「ずんだパフェ」を注文。
抹茶ソフトは一番濃厚な「プレミアムビター」を使ったものにしましたが、普通のずんだパフェより値段が高めで627円(税込)でした。
ずんだ、抹茶、容器まで全部緑色。笑
ずんだは粒が粗めで、少し塩気の効いた甘さ控えめの味わい、とても風味豊かで枝豆感がかなり強いタイプ。
餅はモチっとコシのある食感。
抹茶ソフトは一番濃厚というだけあって、抹茶ならではの苦味と風味がかなり強め。
しかしベースのミルク感も濃厚で、ただ苦いだけでなく意外とマイルドで美味しくいただけました。
今回の旅ではずんだスイーツを色々食べ比べしましたが、ここのずんだは個人的にかなり好みだった印象。
ちなみに訪問日は4月下旬でしたが、こちらの本店は建物の老朽化などの理由から5月中に閉店するとのこと。
6月1日よりクリスロード商店街にて「お茶の井ヶ田仙台中央本店」として移転オープンするそうです。
また仙台を訪れた際は移転した本店にも行ってみたいですね。
ご馳走様でした!