奈良市のあやめ池にある人気うどん店『喜楽庵』。
創業年やお店の詳細についてはあまりわかりませんでしたが、ミシュランガイド奈良2017特別版において「ビブグルマン」に掲載された実績を持つそうです。
奈良でうどんを食べたいと思いお店を調べたところ、行きやすい場所で高評価のお店だったという、とてもシンプルな訪問理由です。
場所は菖蒲池駅が最寄りで徒歩3分くらいの距離。
食べログの店舗情報によると、駐車場が向かいに2台分あると書いてありましたが、わからなかったので斜め前にあった20分100円のコインパーキングに駐車しました。
この日は日曜日、お店には17時40分くらいに到着。
この時満席で3人の外待ち。
待ち時間は25分くらいでした。
様々なうどんメニューが並び、価格は税込700円から。
特にオススメのメニューというのがわからなかったのですが、口コミなどを見ると釜揚げやしょうゆなど、シンプルなものが人気という印象。
私は悩んだら基本ぶっかけを頼みますが、これは同行者が頼むそうなので味見させてもらうことにし、特にビジュアルに惹かれた釜玉を注文!
【釜玉うどん】800円(税込)
こちらのお店では釜揚げや釜玉は木箱型の器に入って提供されるのが大きな特徴。
うどんと卵、そして別皿に生姜、ネギ、ゴマといった薬味。
釜玉にはいつも出汁醤油をかけていただきますが、こちらは濃い目のつゆという感じです。
うどんは中太くらいで少しまばらな形状。
滑らかな舌触りにモチモチとしたコシもある美味しいうどんです。
つゆは全部入れたのですが、醤油で食べる時より塩気控えめで、まろやかな卵の味わいが活かされる感じ。
薬味は途中から投入。
写真には無いですが、お店の方が後で持ってきた天かすもありました。
天かすは油が多く湿気たような感じの食感。
同行者のぶっかけうどんは天ぷらも乗った『天ぷらぶっかけ』1300円(税込)。
天ぷらは海老2本、れんこん、なす、ししとう、にんじん、舞茸、かぼちゃ、さつまいも、玉ねぎと野菜を中心に盛り沢山。
天ぷら以外にも、細切りのにんじんやきゅうり、刻みねぎ、コーン、ワカメなども入っていました。
辛子が添えられているのも独特です。
つゆは結構甘めで節類と昆布を顕著に感じる味わい。
こちらのうどんはモチっと力強いコシがあり、喉越しも滑らかな印象。
天ぷらは揚げたてで衣はサクッとした軽めの食感。
キュウリや辛子が効いていると、なんだかぶっかけうどんより冷やし中華のような印象を受けます。
個人的にはうどんの食感も味もぶっかけの方が好みでした。
しかし木箱の器は珍しく、写真映えが良かったです。
ご馳走様でした!