香川県高松市にあるお店『讃岐つけ麺 寒川(さんがわ)』。
店名につけ麺を掲げていますが、こちらのお店のつけ麺は一般的なつけ麺とは異なり、讃岐うどんをつけ麺スタイルで食べるという創作うどんがコンセプト。
約20種類という豊富なラインナップのうどんと共に、一品料理とお酒も楽しめるうどん居酒屋として営業しています。
ホームページを見たところ、店主の方は香川出身ですが、東京の吉祥寺にある居酒屋で10年間働いていたそうです。
その居酒屋のオーナーは東京出身の方だったそうですが、うどんに情熱を持っていたそうで、お店で手打ちうどんを提供していたとか。
『讃岐つけ麺 寒川』の店主はそこのお店からうどんの作り方を学んだとのこと。
香川のうどん店といえば昼で閉まるところがかなり多いですが、こちらのお店は逆に夜のみ営業しており、深夜2時(L.O.1:30)までうどんが楽しめるという嬉しい営業形態。
高松市内にはこういった夜営業をしているお店が結構多いので助かります。
讃岐つけ麺という独特なコンセプトにも惹かれ、この日のうどん巡りの〆としてこちらのお店へ行ってみることにしました。
場所は片原町駅や瓦町駅が近く、徒歩10分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
お店のすぐ近くにありました。
この日は平日の金曜日、お店には18時半頃に訪問。
この時店内には先客1人のみと空いていました。
メニューを見ると、うどんにはつけ麺タイプ、あえ麺タイプ、秋冬限定の温かいかけうどん、そしてシンプルな讃岐うどんもありました。
うどん居酒屋だけあって一品、ドリンクメニューも豊富です。
この日は1番食べたかった和牛ホルモンのつけ麺と、秋冬限定メニューは提供できないとのこと。
ショックでしたが、他のメニューも魅力的なのでそんなには落ち込まず。
今回は2人で来たので、京鴨とネギのつけ麺、鮭と明太子のバターあえ麺を注文し、シェアしながらいただきました。
【京鴨とネギのつけ麺 少なめ】1050円(税抜)
この日は夕方までガッツリ食べ歩いたので、麺量は少なめにしておきました。
最後まで完全手打ちで作るという本格讃岐うどん。
太さはそこそこ、モチモチとしたコシがしっかり楽しめます。
つけ汁には鴨肉と大振りのネギがたっぷり。
出汁の効いた和風の味わいで、結構あっさりしたタイプ。
鴨肉は締まった身質、ネギはシャキシャキとした食感で美味しいです。
最後は黒い徳利に入っている、味が濃い時に割る為の出汁で薄めてスープ割のようにしました。
美味しかったです。
【鮭と明太子のバターあえ麺 少なめ】850円(税抜)
鮭フレークと明太子、そして刻んだ大葉、海苔、ネギがたっぷりトッピング。
こってりバターに旨味たっぷりの明太子、そして鮭の味わいが絶妙に合わさり、美味さが大爆発。
具材がたっぷり絡んだうどんはモチモチと食感も良く、海苔や大葉の風味も最高でした。
明太子系の創作うどんは結構多いので、なんとなく味の想像は出来ましたが、実際の美味しさはその想像を超えてくるレベル。
まさに激ウマでした。
この日の良い〆になりました。
また別メニューも食べに再訪したいところ。
貴重な深夜営業をしているお店なので、また今後もお世話になると思います。
ご馳走様でした!