長崎新地中華街に本店を構える、1946年9月創業の中華料理店『中国菜館 江山楼』。
最初は、現店主の両親(父は中国福建省出身、母は上海出身)が中華街の片隅にて、鍋ひとつにテーブルひとつで始めたお店だったそうです。
現在では長崎を代表する名物「ちゃんぽん」の大人気店として、行列ができることで知られています。
訪問当時(2020年2月上旬)や、このブログを書いている当時(2020年7月上旬)も、食べログのちゃんぽん部門で検索をすると県内1位で出てきたのがこちらのお店。
さだまさしさんの行きつけのお店としても有名で、店主の依頼で「秘伝」というお店のイメージソングもプレゼントしたとのこと。
また、元々は豚骨を少し入れたスープだったそうですが、さだまさしさんが週刊誌で「100%鶏ガラ」と言ったことから、鶏ガラ100%のレシピに変えたという話も有名です。笑
現在は中華街に本店と、すぐ向かいに新館、そして浦上店と合計3店があるようです。
今回は本店へ訪問。
この日は日曜日、お店には12時頃に到着。
訪問当時はランタンフェスティバル開催期間だったため、中華街は特に混んでいました。
こちらのお店も、店内外に沢山の待ち客がいて大混雑。
レジに置いてあった順番待ちの名簿に名前を書きに行ったところ、この時点で30組以上待っていました。
ただ、どうやら本店と新館それぞれにお客さんを割り振っているらしく、思ったよりサクサクと進みます。
店内には待合席もあり、ちょうど空いてたので座って待つことも出来ました。
テーブル席で相席になりましたが、待ち時間は40分ほどで席へ着けました。
メニューはちゃんぽん、皿うどんなどの麺類のほか、チャーハンや丼物、エビチリ、酢豚、麻婆豆腐など様々な王道中華料理もあります。
基本1品1000〜2000円で少し高めの価格帯。
目当てのちゃんぽんは普通のと特上があり、特上にはフカヒレなどが入って具材が豪華になるようです。
今回は普通のちゃんぽんを注文しました。
【ちゃんぽん】1000円(税抜)
具材は細かく切ってあり、内訳は炒め野菜、かまぼこ、ちくわ、豚肉、あさり、イカなど。
鶏ガラ100%というスープは旨味がたっぷり溶け込んでおり、とてもクリーミーで濃厚な味わい。
ちゃんぽん麺は結構オーソドックスな印象ですが、スープがしっかり馴染んでとても美味しいです。
具材はうっすら焼き目が付くくらい炒めてあり、ほんのり香ばしいのが良い感じ。
具材の見た目は少し寂しかったですが、量は十分あって全体のボリュームはそこそこ。
あまり大きな特徴は見出せなかったものの、確かな美味しさに満足したちゃんぽんで、待った甲斐がありました!
ご馳走様でした!