広島県呉市にある老舗洋菓子店『エーデルワイス洋菓子店』。
こちらのお店はドイツ人の元で修業を重ねた先代店主が、呉市で初の洋菓子専門店として1965年に創業。
現在では東京の製菓学校で学び、銀座の「ドゥースフランス ビゴの店」でフランス菓子を修業した2代目がお店を営業しているそうです。
こちらのお店の看板商品は、生クリームとカスタードクリーム、塩味の効いた特製のパイ生地がバランス良く調和した『クリームパイ』。
見た目はシンプルで素朴なお菓子ですが、創業当初から呉市民に長年愛され続けている名物だそうです。
以前はそごう呉店など、他にも支店があったようですが、現在は本通の本店だけなのですかね?
今回訪れた本店は、呉駅が最寄りで徒歩17分ほどの距離。
駐車場は入口横に1台分のスペースがありましたが、他の場所にもあるのかどうかはわかりませんでした。
この日は祝日の火曜日、お店には12時頃に訪問。
お店は1階がお菓子の販売、2階はカフェスペースになっているようです。
訪問当時、カフェの営業はしばらく平日のみになると書いてありましたが、現在もそうなのかはわかりません。
店内にはケーキ類や焼菓子類など様々なお菓子が並んでいます。
焼菓子ではドイツ人直伝の「パリスクッキー」も創業当時から人気とのこと。
ケーキはオーソドックスなタイプが中心。
価格は平均で税込400円台前半といった感じ。
驚いたのがクリームパイの数。
1つのショーケース内の半分以上を占めています。
このお店でダントツ人気商品なのがよくわかります。笑
ケーキでは他に「レモンパイ」も人気という印象。
オーナーのオススメは「ショコラ・N」という情報も目にしました。
私は目当てのクリームパイの他に、大好物のモンブランを買うことにしました。
開けてみると、保冷剤ではなくドライアイスが入っていたのは意外でした。
価格はいずれも税込表記です。
【クリームパイ(カット)】400円
香り高い生クリームに、卵の味わい広がるもっちりとしたカスタード、パイ生地はサックリ食感でほんのり塩味、全体の甘さは控えめ。
見た目通りシンプルで素朴なお菓子ですが、これ以上必要なものはないような、完成された美味しさを感じます。
クリームパイはこのシンプルさが何より良いのかもしれません。
まさにシンプルイズベストとはこのこと。
美味しかったです!
【和栗のモンブラン】540円
チョコスポンジの上に生クリームと国産蒸し栗のペーストを絞り、渋皮栗をトッピング。
渋川栗は上だけでなく、中にも一粒丸々入っていて豪華!
マロンペーストは密度が高くほっくりしたような質感。
甘さは控えめで、濃厚芳醇な栗の味わいが楽しめます。
中の生クリームは少しこってりしたタイプ。
濃厚ながら甘さは丁度良い、美味しいモンブランでした!
どちらも美味しかったですが、特に印象に残ったのはクリームパイ。
また食べたいです!
今度はお土産にパリスクッキーも買って帰りたいと思います。
ご馳走様でした!