「天橋立くじからラーメン」(京都府宮津市) クセが凄い独創的な醤油ラーメン『くじからラーメン』! | 全国のグルメ食べ歩き

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(※訪問時期が12月中旬の時間差更新です。)





京都府宮津市、日本三景の1つに数えられる特別名勝「天橋立」のすぐ近くにあるラーメン店『天橋立くじからラーメン』。


こちらのお店は、京都府の与謝野町にある『麺家チャクリキ』の店主が2015年3月3日にオープンしたお店。


水曜日は麺家チャクリキで主張営業を行っているそうです。


店名の「くじから」というのは、丹後の素材9種類を使って作る特殊な醤油『九力醤油』から来ているようです。


9種類の食材はホームページによると、袋屋刺身醤油、世屋みそ、富士酢、天橋立ワイン赤、丹後天酒(地酒)、琴引の塩、煮干し、地鶏、京番茶。


このくじから醤油を使ったラーメンは、かなりクセが強い個性的なラーメンらしいので、以前から一度食べてみたいと気になっていました。







お店の場所は天橋立駅から徒歩1分、天橋立からは徒歩2分の近さ。


駐車場は近くに有料駐車場が沢山ありますが、観光地なので時間制より1回数百円というタイプが多かったです。 


食べログ情報だと、17時以降は智恩寺駐車場が利用可能とのこと。 


この日は日曜日、お店には12時過ぎの訪問。


店舗は小さめで独特な形状。


1階は厨房とトイレ、外にテラス席があり、2階には14席ほどあるそうです。


この時どうやら2階は満席だったらしく、テラス席ならすぐに案内できるとのこと。


訪問日は12月だったのでかなり寒かったですが、温かいラーメンを食べるなら良いかと思ってテラス席へ。


最初に1階で注文と会計を済ませて、席で待ちます。


食後は食器を1階カウンターまで返却して退店するというシステム。


ちなみにこちらのお店は1杯のラーメンを複数人でシェアしてもいいというルールだそうです。


少食の人や、複数人で何軒か連食したい時などは助かりますね。





ラーメンメニューはクセが強いくじからラーメンと、クセ控えめの中華そば、まぜそばのくろそばと、鶏白湯ラーメンがありました。


今回は迷わずくじからラーメンを味玉トッピングで注文!



【味玉くじからラーメン】750円(税込)


黒みがかった濃い色の醤油スープに、具材は大きなバラチャーシュー3枚と、海苔、追加の味玉、刻みネギ、刻み玉ねぎ。


味玉追加でこの値段はお手頃ですね。


くじからラーメンのメニュー説明は以下のように書いてありました。


くじからラーメンは非常にクセのある醤油ラーメンです。

鶏ガラ・豚バラと「くじから醤油」を使用した、ほろ苦く濃い薄味、一見辛そうであっさりとした酸味とコク、という矛盾した味です。

クセのある味が苦手な方や、お子様の好みには合いにくいラーメンです。

お客様の旅の一食がよりよい思い出になるよう、お好みに合わせてご選択いただければ幸いです。


スープは鶏ガラがメインとのこと。


実際に飲んでみると、苦味と酸味が相まった複雑な味わいにピリッと胡椒が効いてスパイシー。


やや濃口で油も感じる、思ったよりこってりとした口当たり。


食べ進めると甘味も強く感じるようになってきて、何故かソースみたいに感じる瞬間もありました。笑





麺は東京の三河屋製麺の太麺。


表面はやんわりと、中はグニュっとした弾力がある、少しうどんに近い印象を受ける食感。


麺量は結構多めでした。


追加の味玉はとろーりとした半熟で、中までしっかり味が染みていますが、しょっぱさは感じず絶品。


刻み玉ねぎも甘くて美味しいです。


チャーシューは温まるとトロトロにほぐれる柔らかさ。


これが麺にたっぷりと絡んで、めちゃくちゃ美味しかったです。


食後は食器を1階カウンターまで返却して退店。


私が退店した12時半頃には、テラス席まで満席になって外待ちができ始めていました。



確かにクセが凄いと言いますか、今までに食べたことのない独創的な味の面白いラーメン。


個人的には結構好みでした。


また天橋立に来た際は寄りたいお店。


今度は中華そばか、鶏白湯ラーメンなども食べてみたいです。


ご馳走様でした!




天橋立 くじからラーメン
0772-22-2334
京都府宮津市文珠640-41