「本店 鉄なべ」(福岡県北九州市八幡西区) 福岡名物『鉄鍋餃子』発祥のお店! | 全国のグルメ食べ歩き

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(※訪問時期が7月中旬の時間差更新です。)





福岡名物として知られる『鉄鍋餃子』。



初めてその存在を知ったのは、提供店も多い博多。



しかしその発祥のお店というのは、北九州市にある『本店 鉄なべ』というお店ということを知りました。



こちらのお店は、1958年に北九州市八幡西区折尾駅前で創業。(現在は黒崎に移転)。



創業者の宇久温子さんは、中華料理店で出会った中国人が作る餃子に出会ったことがきっかけで、それを真似た日本人向けの餃子を考案。



餃子を鉄鍋に乗せるスタイルは、兄が銀座で鉄板に乗ったスパゲッティを食べたという話を思い出し、餃子も熱々を食べてもらおうと鉄鍋を使用したのが始まりだそうです。



八幡といえば八幡製鉄所のイメージが強く、その関係で鉄鍋餃子が生まれたような印象も受けましたが、鉄鍋は京都から取り寄せた小鍋を使っているらしく、全く関係ないようです。笑



博多で鉄鍋餃子が広まったのは、北九州の「鉄なべ」で働いていた姉妹が1963年に博多駅前で屋台を開き、餃子を売り始めたことがきっかけだったそうです。



今ではメジャーとなり、色んなお店で食べられるようになった鉄鍋餃子。



鉄鍋餃子自体は何度か食べたことがありますが、発祥の店であるこちらに行くのは初めてです。






お店は黒崎駅の南側すぐ近く、徒歩2〜3分の距離。



ひまわり通りという道沿いにありました。

駐車場はすぐ近くのコインパーキングを利用。



この日は土曜日、お店には15時頃に訪問。



ネットで調べた店舗情報では、11〜21時半までの通し営業でしたが、この時準備中になっていました。



店内にはまだ食事をしてるお客さんが何人かいて、ついさっき準備中に変わったという感じ。



お店の方に聞いてみると、次は16時半から再開だそうです。



とりあえず別のお店に行ったりして時間を潰し、今度は18時半頃にまた訪れました。



この時端のカウンターが1席だけ空いてるのみでほぼ満席。



1人で来ていたので待ち時間なく入店できました。







メニューを見ると、餃子は焼き餃子とスープ餃子がありました。



あとはタンメン、ちゃんぽん、焼きそばなどの麺類など。



今回は焼きとスープ餃子を1人前ずつ注文!




【焼きぎょうざ(10個)】540円(税込)



餃子は黒い小さな鉄鍋に乗り、食欲をそそるジュージューとした熱々の音を立てています。



餃子は一口サイズで小ぶり。

皮はモチっと少し柔らかいですが、焼き目はパリッパリの食感。



中の餡は比較的少なめ。

キャベツと国産の豚バラ肉に、牛モモ肉を少し加えているそうです。



タレ無しだとあっさりした餃子なのですが、タレが濃いのかつけて食べるとパンチの効いた味わいになり、ご飯が欲しくなります。



ラー油はめちゃくちゃ辛いので、入れすぎには注意です。笑



最初は焼き目以外の部分の皮は柔らかかったのですが、鉄鍋の余熱で反対側もほんのりと焼き目がつき、食感が変わる変化も面白かったです。



美味しい餃子でした。




【スープぎょうざ】540円(税込)



餃子は6個入り。

水餃子とは異なり、しっかりと味のついたスープに浸かっています。



皮はとろけるような柔らかさ。


中華風のスープなのかと思ったのですが、どちらかと言えば味噌汁に近い和風感満載のスープ。



塩気は結構強めに感じますが、旨味も濃い目で美味しかったです。




パリパリと食感の良さが際立つ、熱々の鉄鍋餃子。


やっぱり美味しいですね。



鉄鍋餃子の人気店は沢山ありますが、まだまだ巡れていないので、他にも色々行ってみたいと思います。



ご馳走様でした!





本店 鉄なべ

093-641-7288

福岡県北九州市八幡西区黒崎1丁目9-13 宮本ビル1F

https://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400404/40004127/