(※訪問時期がゴールデンウィークの時間差更新です。)
宮崎市に2013年11月22日にオープンした、行列のできるケーキ屋『en haut(アンオー)』。
店主の方は全国的に知られる東京都吉祥寺の名店「アテスウェイ」で修業され、スーシェフ(2番手)を務めた方。
国内外の様々なコンクールに出場し、2012年にはパリで開催された世界大会「モンディアル・デ・ザール・シュクレ」で優勝した実績があるそうです。
宮崎市にお店をオープンしたのは、店主の地元である宮崎を盛り上げたいという想いからだとか。
宮崎でケーキを食べたいと思って調べた中で、飛び抜けた高評価店として出てくるのがこちらのお店。
東京のアテスウェイにも行ったことがあり、美味しかったのでますます気になりました。
これは是非行っておきたいと思い初訪問。
お店は宮崎駅と宮崎神宮駅の間くらいで、やや宮崎神宮駅が近そうですが、どちらの駅からも徒歩20分弱の距離。
駐車場は11台分あります。
この日はゴールデンウィークの祝日月曜日。
お店には15時半頃の訪問。
車が続々と訪れ、駐車場はほぼ常に満車状態。
人気ぶりがよくわかります。
ケーキのショーケースは数も種類もかなり減っていました。
ただ、奥の方でもせっせと作っている姿が見えますし、やたら数が多いものがあったりと偏っていたので、随時補充されるのかもしれません。
見た目も綺麗なお洒落なケーキの数々、都会だと600円超えは当たり前という印象。
こちらのお店では税込400円台のものがほとんどなので、むしろ安いとすら感じました。
今回は人気という情報を目にした、「シルク」と「ルミエール」というケーキを買ってみることにしました。
【シルク】480円(税込)
ムースショコラの中にオレンジのムースとジュレ、程よくシナモンを効かせたケーキ。
土台にはチョコスポンジ、底にはしっとりザクッとした食感の生地。
ふわふわの柔らか食感に、まさにシルクを思わせるような滑らかすぎる口溶け。
特に食感については、今まで食べてきた同じタイプの中でズバ抜けたレベル。
程よいオレンジの味わいがとてもバランスよく、濃厚でありながら後味はさっぱりといただける絶品ケーキでした。
【ルミエール】480円(税込)
ピスタチオをメインに、チョコとフランボワーズが層になったケーキ。
こちらのピスタチオムースも驚くほどふわっと滑らか。
芳醇な風味のピスタチオは主張しすぎず、とても上品でまろやかな味わい。
チョコは苦味が強く、フランボワーズは酸味が強め。
しかしピスタチオの生地と合わさると抜群の一体感で、味の深みがもの凄いです。
底の生地は香ばしく、ザクザク食感で良いアクセント。
このケーキもまた美味しすぎました。
宮崎でこんなにもハイレベルなケーキが食べられることに感動しました!
ケーキの名店が都会に集中しているのは確かですが、都会で腕を磨いた方が地元でオープンしたり、素材にこだわって地方でお店を開くというパターンも多いです。
こういうお店との出会いがあるからこそ、やはりケーキも全国食べ歩かなければと改めて実感しました。
ご馳走様でした!
アンオー
0985-78-2227
宮崎県宮崎市江平東1-7-1