大阪の日本橋にある、店名通り『いくら丼』が看板メニューのお店。
安くて美味しいいくら丼が大阪で楽しめるということで人気のお店ですが、安さや美味しさだけでなく、訪問難易度が高いことでも有名。
何よりの難点が、お店の営業が不定休なこと。
不定休と言えど、基本は営業していて、たまに休みに当たってしまうというのが一般的。
しかしこちらのお店については、基本休みに当たってしまうことの方が多く、営業していたらラッキーと言われています。
またお店の営業時間は12時〜21時半までですが、売り切れ次第終了なので、たとえ営業日であっても夜までに閉店することもあるようです。
SNS等での告知や営業予定表などの掲示もないため、訪問前には電話で営業状況を確認しておくのが無難。
私も今までにお店を訪れては閉まっているというパターンを、何度も何度も繰り返してきました。
なのでこちらのお店に行く際は、必ず電話をしてから行くと決意しました。笑
営業する日は11時頃から電話が繋がるらしく、今回訪れた日も11時ピッタリに電話をかけ、営業することを確認してからの訪問。
朝から電話をかけて行ったという情報も目にしたので、もっと早くから繋がることもあるのかもしれません。
お店は日本橋駅と長堀橋駅の間くらい、堺筋沿いの立地。
タワーエステートビルという建物の1階にお店があります。
ビルの奥に入口がありますが、営業している際は前の通りに看板が出ており、お店の入口も開いています。
営業してない時はドアが閉まっており、本日休業の貼り紙。
今まで何度この閉まったドアを見てきたか、もはや数え切れません。笑
この日は土曜日、お店には11時25分頃の到着。
すでに待ち列が出来ており、この時私は10番目。
店内はカウンター9席のみと小さなお店なので、ギリギリ1巡目を逃しました。
本来12時から営業ですが、この日は11時42分頃にオープン。
この時私の後ろには1人しか増えておらず、今日は並びはマシなのかな?と思いました。
しかしその後私が入店する12時頃までに10人ちょいまで増え、退店する12時20分頃にも13人の外待ち。
やっぱりなかなか並びますね。
看板メニューのいくら丼には大盛りとダブル盛りがあります。
いくら丼のいくらは、皮のかたいプチっとしたタイプか、脂の乗った柔らかいタイプの2種類から選べます。
ダブル盛りなら両方を半分ずつ盛り付けることが可能。
またこの日はいくら丼の他に、うに丼もありました。
実は今回の目当てはこのうに丼。
うには2月頃〜7月末までの提供とのこと。
いくら丼だけでなく、うに丼の美味しさにも定評があるこちらのお店。
なかなか大阪でうに丼を食べる機会は無いので、こちらのお店で一度食べてみたかったのです。
今回はうにといくらを楽しめる「うに&いくら丼」を注文。
ご飯は大盛り無料なので、もちろん大盛りで。
いくらはかためを選択、そしてホタテを追加トッピング。
また人気のかに汁も追加し、値段は2246円(税込)とかなり贅沢な注文になりました。
そこそこの値段になりましたが、それでも決して高くは感じない内訳です。
別皿で提供される醤油はホタテ用。
ご飯にかけたら辛くなるので、別皿につけて食べます。
ボトル容器に入ったタレはうに用。
甘ダレなのでたっぷりかけて大丈夫とのこと。
まずはいくらから。
なかなかの大粒で、プチプチどころかもはやブチっとしたような、かための食感がたまりません。
醤油がしっかり染み込んでいるので、このいくらだけでもかなりご飯が進みます。
うには臭みも苦味も無く、とろっとクリーミーでとても美味しいです。
そしてこの甘ダレが、うに本来の味わいをしっかりと活かしつつ、ご飯が進む絶妙の甘辛加減。
ホタテは甘くてプリッととろける舌触り、これもまた美味しいホタテ。
200円でこの美味しさはお得感あります。
オススメの食べ方は、いくらはいくら、うにはうにであまり混ぜずに食べること。
しかし最終的には若干混ざるのと、うにといくらが混ざった一口はとても贅沢で、混ぜて食べるのもまた美味しすぎます。
かに汁は身は少ししか楽しめないのですが、とにかくかにの出汁がかなり濃厚で美味しいです。
海鮮丼を食べていると汁物が欲しくなるので、つい頼んでしまいますかに汁。
いくら丼だけでもお気に入りのお店ですが、うに丼も美味しくてますます大好きなお店になりました。
気軽に行けないというのが難点ではありますが、また営業日を狙って行きたいです。
特にうに丼の時期には必ず。
ご馳走さまでした!
ぺりーのいくら丼
06-6211-1123
大阪府大阪市中央区東心斎橋2-2-7 タワーエステイトビル 1F









