(※訪問時期が2月上旬の時間差更新です。)
東京のローカルフードの代表格『もんじゃ焼き』。
正直数回程度しか食べたことがなく、お店もどこへ行くべきかあまりに無知なため、「もんじゃといえば月島」という定番に従い、今回も訪れたのは月島の地。
そんな月島のもんじゃ屋さんの中でも、特に行列が出来る人気店として知られているのが、今回訪れたお店『もんじゃ 蔵』。
1996年オープンとそこまで老舗のお店ではないものの、定番メニューの他、オリジナルメニューというホワイトソースベースの新感覚もんじゃが食べられることで人気のお店。
今回特にクリームソースもんじゃに惹かれたわけではないのですが、今までもんじゃを食べるお店は適当に決めてきたので、一度どこか大人気のお店で食べてみたかったというのが1番の理由です。
お店は月島駅より徒歩4分ほどの距離。
月島もんじゃストリートと呼ばれる、西仲通り商店街にあります。
この日は日曜日、お店へは16時半頃の訪問。
お店は昼から夜まで通し営業。
夕飯には少し早めの時間に訪れたものの、それでもこの時ウェイティングボードを見ると、15人待ちでした。
基本行列必至というお店。
土日祝は予約不可ですが、平日なら4人以上で予約は受け付けているそうです。
回転の速さがわからなかったので待ち時間は読めませんでしたが、結果的に1時間以上は待つことになりました。
お腹空いていましたし、そこら中に並んでいないもんじゃ屋さんあったので、何回も別の店にしようか悩みました。笑
メニューは様々なもんじゃメニューの他、お好み焼きや鉄板焼きもありました。
蔵に来たらまずはクリームもんじゃ系を食べるべきなのはわかっているのですが、正直1番食べたかったのが月島もんじゃの定番、「明太子・もち・チーズ」。
両方食べれば良いのかもしれませんが、もんじゃは単価が高すぎるので、そこまでする気にはなれません。
そもそも今回の目的は人気店のもんじゃを食べてみること。
逆に定番を頼むべきかもしれないと思って来たので、明太子・もち・チーズを注文しました!
【明太子・もち・チーズ】1400円
もんじゃの焼き方はなんとなくでしかわからず自信が無いので、今回はお店の方に焼いてもらうことにしました。
最初は干しイカとエビを焼いて香りを出し、汁を切りながら具材を鉄板に乗せて焼き、キャベツがしんなりして来たくらいで細かく刻んで、隙間を無くすように土手を作ります。
土手は小さく作らず必ず大きな円で。
土手の中に汁を注ぎますが、最初は半分くらい。
軽く混ぜるようにならしていき、とろみが出てきたところでもう半分を注ぎます。
こちらもとろみが出て来たら全体を混ぜてならして完成です。
チーズは最後にまぶしていました。
カツオのような節系の風味を謙虚に感じる、和風出汁の旨味が非常に濃厚。
そしてたっぷりの明太子がたまらない美味しさ。
餅とチーズが混ざった一口は特に絶品。
結構真ん中は焦げやすいのでしっかりとヘラに付きやすく、香ばしさが混ざってさらに美味しく感じます。
今まで食べて来たもんじゃだと、焦げ付きがあってちょっと美味しいなて思っていたくらいですが、今回のもんじゃは出汁と明太子の旨味が抜群なので、トロトロ状態でもかなりの美味しさ。
もんじゃって美味しい食べ物だったのかと初めて思えた嬉しい一日になりました。
今までそんなに好きじゃ無かったのでガッツリ巡ってはいなかったのですが、次回東京に行った際は複数軒ハシゴしたいなと思います。
あともんじゃの後、謎にお好み焼きを頼みました。
これはねぎ天でしたかね?
ちょっと曖昧ですみません。
自分で焼くスタイルでしたが、一応大阪人だから慣れているので、やっぱりもんじゃに比べるとだいぶ簡単ですね。笑
これも美味しかったです。
ご馳走様でした!
もんじゃ 蔵
03-3531-5020
東京都中央区月島3-9-9