113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:36:58.42 ID:r7Iz4ybN0
「俺、いいよ。一緒に住むの」
そう言うと浦澤は嬉しそうだった
浦澤も一人で6万5千円は厳しかったのかもしれない
村上も同意してくれた
そういう訳で男3人が一つ屋根の下で暮らす事が決定した
「家開くの来月からなんでそれまでは待ってほしいんですけど」
「それくらいなら全然待てる。あと敬語使わないでいいよ」
俺も村上に使ってなかったし
「了解」
って訳でその日は解散する事になった
浦澤を見送って、村上と「とりあえず、ネカフェに戻るか」って事になった
村上は結局来月まで俺と同じネカフェですごす事になった
スレに帰還報告をすると
「これからがんばれよ」とか「お互いをちゃんと尊重しろよ」とか「お疲れ」
とか書かれてた
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:39:11.68 ID:eIDoBoKk0
ねみ〜けどwktkとまんね
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:41:43.32 ID:Rrk2INtr0
寝ようと思ったが 読ませるなあ全く
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:42:09.85 ID:i3GJEGM+0
ここまでのあらすじ
第1話:ネカフェ難民がスレで友達ゲット、その3人でルームシェアすることに・・・
仲間は村上君とシェア主浦澤君、名前が直樹かどうかは不明
131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:42:41.55 ID:r7Iz4ybN0
いよいよ引っ越す事になった
俺らはそれぞれ携帯のアドレスを交換し合っていてそれまでにも連絡したり会ったりもしていた
一緒に住む前にちょっとはお互いの事知っておきたかったし
でまぁ、まず村上は俺と同い年でちょっとぼんやりした感じだけどいい人なんだな、と思えた
浦澤は19で彼女と同居とかしてたんだけどそれのおかげか結構しっかりしてた
なんかバンドやってるとか言ってたけどそういうの全然興味ない俺はバンド名言われても分からなかった
「まぁ、全然有名じゃないしな」
と浦澤は気にしてないように笑った
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:43:40.76 ID:A6DINskJ0
これが伝説のバンドの結成秘話である
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:43:54.49 ID:su2TeJ0qO
俺の予言によると、このスレは若い男3人が一つ屋根の下
お互いのケツを掘り合うホモスレへと発展。
136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:44:20.71 ID:eIDoBoKk0
やべーwktkどこのバンドなんだ
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:44:52.18 ID:SPGfX5U+O
後のサンボマスターである
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:47:25.13 ID:r7Iz4ybN0
で、引っ越す前前日に友達の家に行った
友達にはルームシェアの話をしていたがいざその日が近づくともう一回俺に尋ねてきた
「で、本当に大丈夫なの?」
「さぁ、どうだろ」
「お前相変わらず計画性なさすぎ。計画性がないからネカフェ難民なんかになったのにまた無茶な話に乗って」
「いや、でもネカフェ難民なんかよりはましだろ」
なんか、ってとこにちょっと嫌味をこめたが友達は無視した
「まぁ、早く金をためてさっさとでて一人暮らしした方がいいよ」
「はいはい」
まぁ、俺も実際そんなに長く3人で暮らす事になるとかは考えてなかったよ
166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:51:50.79 ID:r7Iz4ybN0
思ったよりもきれいな家だった
「これが元カップルの住んでた家かぁ」
俺が冗談交じりに言うと
「あー、振られなかったらまだあの家に住んでたのになぁ」
と浦澤が愚痴ったので「まぁ、どんまい」と肩を叩いた
浦澤はどっから準備してきたのかダイニングにテレビとか小さかったけど冷蔵庫とか置いてくれた
俺と村上が悪いからと言って金を出すと言ったが
「元々あったもんだから気にしないでいいよ」
と言われた。
なので俺達は自分の部屋の整理が住むと浦澤に晩飯をご馳走する事にした
三人揃って原付で近くの焼肉屋に行きバカみたいに食べた
正直3人とも意外と馬が合った
初めはギクシャクするだろうなぁ、と思ってたけど意外とすんなりと俺達は打ち解ける事が出来た
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:55:38.77 ID:r7Iz4ybN0
次の日から仕事
ルームシェアが始まって二日目
朝からの仕事だが久しぶりの布団は気持ちよかった
村上も起きてきたが浦澤はまだ寝てた。仕事は夜の時間らしい
「おはよう」とか言い合いながら洗面所で顔を洗った
なんか家っていいなぁ、と思って俺は仕事に行った
で、帰ってきて浦澤が今度は仕事に行く。
「がんばって」「うん」とか言いながら見送った。
で、俺は村上が持ってきていたパソコンでVIPを見ていた
181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:56:25.71 ID:A6DINskJ0
>178
仕事探せよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 04:59:21.61 ID:npbtOLxIO
やっと追い付いたwwwww
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:00:04.50 ID:r7Iz4ybN0
まぁ、VIPと言うか俺がネカフェで立てたスレがまだ続いていたのだ
なんかVIPで一緒に暮らすとか面白そうだ、とか言う話になってしまって続きを書いてくれと言われていた
なんで
「うぃっす」
と俺がレスすると
「で、ルームシェアはどうだ?」
とか聞かれる
「まぁ、今んとこ順調かなぁ。俺は家で布団で寝れて嬉しい」
「なんつーか些細な幸せだなw」
とかそういう小さな事だったからそんなに伸びがいいわけでもなかったけど
気が付くと立ってたり自分でも立てたりするスレだがちょっぴり需要はあったようだ
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:00:06.50 ID:i3GJEGM+0
ここまでのあらすじ
第1話:ネカフェ難民がスレで友達ゲット、その3人でルームシェアすることに・・・
仲間は村上君とシェア主浦澤君
奇妙な共同生活スタート、浦澤君の仕事は夜
村上君のPCでvipを見るおいら、すると・・・
231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:10:47.52 ID:r7Iz4ybN0
村上と二人でVIPを見る
二人でVIPを見るとか新鮮
「なんかお前ら楽しそうだな。一人身の俺が嫉妬」
と言うレスがあってなんか面白かった
でしばらくしてパソコンの電源を切って村上と近くのコンビニに買い物に行った
「なんかいいよね。やっぱ家に住むのって」
「だよね。それに意外とうまくやってけそうな気がする」
「俺も」
そんな事を話しながらコンビニでお菓子とかジュースとか買って帰った
浦澤が帰ってくるのは深夜らしく起きて待ってたほうがいいのか訪ねたが
「そんなの気にしなくていいよ。そっちは朝仕事でしょ?好きにしていいから」
そういう訳で俺達はリビングでテレビを見ながら談笑した後それぞれの部屋に戻って寝る事にした
それでそういう生活が1ヵ月ほど何事もなく進んだ
238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:12:22.51 ID:xVyoIZLp0
>それに意外とうまくやってけそうな気がする
フラグ
239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:12:25.41 ID:GZMTY0ou0
>>231
BL路線…とはちょっと違うか
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:13:38.72 ID:kZn+nJ4j0
今追いついた
wktk
244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:14:20.23 ID:BAFAzeYw0
男同士の距離感じゃないな
246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:14:41.77 ID:r7Iz4ybN0
俺達はそこそこ仲良くちょっと親友とは違う感じ。
でも友達よりはまぁ、上といった感じ
浦澤が俺と村上にうすっぺらい紙を渡してきた
「なにこれ」
「ライブのチケット」
あぁ、そういえば彼はバンドをしているんだった
「その日暇だったらよかったら来てよ」
俺も村上もその日は仕事休む事にした。正社員じゃないってこういうとき便利
ライブとかいった事なかったのでどんな格好していったらいいか分からないが一応それなりの格好にはしておいた
254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:17:16.51 ID:r7Iz4ybN0
まぁ、正直ライブ楽しんだがそこらへんあんま関係ないんで産業で省く
音でかい
「かっこよかった」
「ありがと」
つー訳でスレにまたそんな事を報告していた
浦澤のライブよかったとか書いてて「ところでお前ら就職の話はどうなってるんだ?」
というレス
うん。俺はちょっと首をかしげた
正直、派遣だけで普通に生活が出来ていたので再就職の事はもう考えてなかった
264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:18:46.84 ID:i3GJEGM+0
ここまでのあらすじ
第1話:ネカフェ難民がスレで友達ゲット、その3人でルームシェアすることに・・・
仲間は村上君とシェア主浦澤君
奇妙な共同生活スタート
村上君のPCでvip見たり、テレビ見たり仲も悪くなくていいかんじ
一ヵ月後、浦澤君のバンドのライブに招待された
再就職とかどうでもよくなっていたおいらがいた
266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:19:30.75 ID:FHDejmYBO
>>1
wktkしながら読んでます
頑張って
277 :精子ドッピオ ◆URYYYOFf/A :2008/01/10(木) 05:22:03.58 ID:e2+s4to8O
>>1こんなに続きが気になるスレは久々なんだぜ
281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:23:55.18 ID:r7Iz4ybN0
村上も俺と同じような考え方らしくて今してる仕事は真面目にしてるけど就職活動をしてる気配はなかった
なんせ家賃もろもろを足しても4〜6万の出費で事足りてたからなんと今の俺はちょっとした貯金にまでお金を回せていた
で、そうなってくるとなんか今のままでもいいんじゃないか、とか思ってきていたのだ
「それはお前やばいんじゃないか?」
とか言うレスがあった
どうだろう
まぁ、結局のところ俺達は3人が3人とも適当な性格すぎた
なんせ、初対面で一緒に住もうと切り出しそれに乗ってしまうような性格だった訳だしな
284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:24:34.98 ID:jNd7lfzj0
wktk
291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:27:19.36 ID:r7Iz4ybN0
である日、スレでのやりとりなどを浦澤と一緒にしていた
浦澤は結構気に食わないレスがあると放置する性格で心配されても「なんとかなるだろ」で済ます
俺は苦笑いしながらなだめるようなレスをしてまた煽られたりする
そんな感じでスレは進んでいたが、まぁ、またレスが来た
で、俺は「うん」とうなった
「マジ話なんだけど俺も>>1と一緒に住みたい。行っちゃダメか?」
だってさ
「だってさ」
「えー」
浦澤は面倒くさそうな顔
296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:29:59.50 ID:i3GJEGM+0
ここまでのあらすじ
第1話:ネカフェ難民がスレで友達ゲット、その3人でルームシェアすることに・・・
仲間は村上君とシェア主浦澤君
第2話:奇妙な共同生活スタート、仲も悪くなくていいかんじ、浦澤君のバンドリアクション取りづらし
一ヵ月後
再就職とかどうでもよくなっていたおいら達がいた
スレで心配されてるとシェア希望者が現れる。
その後、彼をめぐってとんでもないことに巻き込まれるなんてそのときのおいらは思ってもみなかったんだ・・・
298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:30:56.80 ID:zdSRANcn0
眠い。。早く続き。。。
/ ̄ \
/ <> <> \
|ヽ (人) /|
\___/
299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:31:05.33 ID:9wZFE1KHO
もう一人3DKのどこに住むんだよ
302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:32:06.32 ID:r7Iz4ybN0
「4人目登場か」
スレの流れがちょっと速くなる
「いや、ちょっと待てって。四人目って部屋これでいっぱいだし」
浦澤の言葉はもっともで俺も断りのレスを入れようとしたがなんだか彼は結構夢中のようだった
「俺もちゃんと家賃払うからさ。一回会って欲しいんだ」
「構ってチャン乙」
「shine」
まぁ、そんな感じでさ。
話が勝手にどんどん大きくなってって、浦澤がもうなんかどうでもよくなったって感じで
「じゃあ、とりあえず一回会ってみるか」
ってなってしまった。まぁ、ここで俺の妄想が発揮されたわけ
まさか、こうやって人数がどんどん増えていくんじゃないよな
……まぁ、その妄想だけならちょっと面白そうだった
304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:32:58.88 ID:t78fhPyM0
妄想の全容が明らかに
306 :精子ドッピオ ◆URYYYOFf/A :2008/01/10(木) 05:34:50.08 ID:e2+s4to8O
新展開ktkr
309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:35:38.68 ID:r7Iz4ybN0
後で話を聞いた村上も「え」というリアクションだった
けど決めちゃった以上しょうがなかったしメール交換も既に済ませてしまっていた
「とりあえず勝手に決めれる事でもないから3人で会いに行こう」
会う日とかはまだ決めてなくちょうど3人が休みの日に会う事になった
俺はまた
,. -ー冖'⌒'ー-、
,ノ \
/ ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ
{ノ へ.._、 ,,/~` 〉 } ,r=-、
/プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ—}j=く /,ミ=/
ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' リ,イ} 〃 /
/ _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ 〃 /
,/ └' ノ \ こ¨` ノ{ー--、〃__/
人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\
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を想像したが、待ち合わせ場所に来たのはなんか気の弱そうな子だった
310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/10(木) 05:36:05.74 ID:/lOJH8rt0
この展開はwktk
なんか世にも奇妙な物語みたいだな