昨日は体内の異物をむしゃむしゃ食べるのがマクロファージであるということをお話ししましたが
今日はそのマクロファージについて詳しくお話ししたいと思います。

自然免疫の主役であるマクロファージは、異物を自信の体内に取り組み、
酵素によって分解・処理を行います。
そして、取り込まれる異物は外部から侵入してきた病原体だけに留まりません。
MP2.5などのほこりのような無機物から、人間の体内で死んだ細胞、
変異したたんぱく質、酸化したコレステロール、そして変異した細胞、
つまりがん細胞なども、むしゃむしゃと食べるようにして処理することができます。

マクロファージは、体内にある不必要なあらゆるゴミを掃除してくれる存在。
もし、マクロファージの働きが著しく低下してしまったら、体の中はゴミで溢れかえることになります。
そして、それらのゴミによって、さまざまな病気が発生することでしょう。
健康を守るために、マクロファージがどれほど重要な役割を果たしているかがわかるはずです。


マクロファージ・ネットワーク

体の内外から情報を受信するマクロファージは全身に存在しています。
その場所は、皮膚、筋肉、骨、肝臓、小腸、大腸、生殖器、脳・・・。
あらゆる場所で異物を処理し、体の健康を守っています。

体のそれぞれの部分にあるマクロファージ同士が“対話”をしながら体を守っています。
このような生体防御システムを「マクロファージ・ネットワーク」と命名しています。
感染防御、新陳代謝、傷の修復なと、体の健康維持に不可欠なすべてのことが、
マクロファージ・ネットワークによって維持されていると考えています。


次回はそのマクロファージを活性化させるLPSについてお話ししたいと思います。