お久しぶりです。もんらです。
台北に戻ってきてから、想像以上の忙しさで、PCも碌に開くことができませんでした。
日本のお正月が過ぎ、台北も迪化街を始め伝統市場や花市が賑わい始め、
中華圏では春節(今年は2/10)の準備で日々慌ただしくなっています。
私とはいうと、台北に戻ってきて以来、こちらも迪化街に負けないくらい、目まぐるしくしていました。
今日は、先日、たまたま急に依頼があった翻訳の仕事があり、
李ママが来てくれて家の中は騒がしかったけれど、自分の部屋に入り、
仕事にかたがた、PCを開くことができました(ちょっとピグでも遊んじゃいました。笑)
午前から夜まで、今日は特にログさんもお友達の付き合いで沖縄へ行っているので、一人きり。
せっかくなので、日本のドラマを見てみようとチェックしていたら、
日テレで『泣くな、はらちゃん』というドラマを見つけました。
役者さんは長瀬智也さん、麻生久美子さん、丸山隆平さん、忽那汐里さん達...、
ドラマの中で長瀬くんの住む世界の中の人もベテラン役者さんで、私的には目の保養にもなります。^^♪
長瀬くんの演技が好きだっただけで、軽い気持ちで開いてみたのですが、想像以上に面白い内容でした。
麻生久美子さんが演じる表向き自身のない女の人がはらちゃんに励まされるお話なのですが、
はらちゃんが発した「あなたが笑うと、世界が輝くんです!」。
今の私の心にとても強く届きました。
期間が定められていた留学やシンガポール滞在時期とは異なり、台北は、夫の古郷。
定住することはまだ定かではないのですが、とにかく住むとなると、一生付き合って行かないといけない
文化と国と人。
起床から就寝まで、義父と義母の手伝いをし、
忙しさで思考回路が鈍感になるものの、孤独感を感じる胸のどこかは強く反応しています。
一昨日、遂に偏頭痛が再発したのに気付きました。思考は働かなくても体は常に正直なものです^^;
別に「だからどう」と言うわけではないのですが、
私は、日本で仕事をしていた時に、特に人間関係に嫌気がさして、仕事に没頭していた時期が長くありました。
段々と表情が消えていき、偏頭痛は慣れっこ。
だけど、右耳の聴力が急激に落ちたことは自分でもさすがに驚きました。^^;ま、よくあることかも?
表面では「平気。」と思っていても、心の中では助けを求めていたんだと思います。
それを察してか、「笑えば、可愛いのに」と言ってくれた先輩がいました。
冗談でも言ってくれたことが嬉しくて、照れ隠しで、つい苦い顔をしてしまった当時の私ですが、
今ではその意味を素直に受け入れることができます。
目の前に起こっていることに絶望感を感じても、
笑顔一つで、考え方一つで、その現実を案外簡単に受け入れたり、許せたりできるかもしれない。
「変わる」ということは大きな勇気が必要で、今までの自分を失ってしまいそうで怖いけど、
きっと、自分が幸せに生きて行くために、いたって自然なことなのかもしれない。
人は死ぬときは一人だと思うから、自分の日々の生活と、何よりも自分を大切にする上で、
人は変わり続けなくてはならないじゃないかなと思いました。
今回、このドラマを見て、少しへそ曲がりでヤだったけど、恩人ともよびたい先輩を思い出しました。
人生の中でこんな人が一人でもいると、幸せだと思います。
これから長い台湾生活、落ち込むときはちょっと彼の言葉でも思い出して、自分に言い聞かせてみます。
『泣くな、はらちゃん』TOKIOの歌う主題歌も抜群です^^♪
『リリック』;http://www.youtube.com/watch?v=I4x_EOCKt68