本音は、帰りたくないです | シンガポールで好太太

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台湾人の旦那さんに嫁いでからのシンガポール・台湾生活をすいすいっと書いています☆
ただいま、台北で夫の実家で義理の両親と同居中。毎日がドラマチックです。

いつも日付が変わっていますね。
さて、今日はお父さんとお母さんと一緒にいる時間を大切にするために、午後から畑へ繰り出しました。
と言っても、午後は消毒のために私はグリーンハウスには入れず。なので、小さい子のように外を歩いたり、昔の思い出に浸ってみたりしていました。


この下の写真は2005年に、当時、犬のワンちゃん(そんな名前です^^;)と畑を散歩した時に撮った写真です。
季節は冬。七草粥の日の1月7日と記録されていました。





結婚する時は、覚悟をしていたのですが、やっぱり、実家に帰ってくると、まだまだ両親に甘えたい気持ちでいっぱいです。


今年は、ログさんのご家族の都合もありましたが、6月には約1ヶ月、そしてこの10月に約10日間帰らせてもらい、正直、想像していたより高い頻度で里帰りをさせてくれたので、本当に有り難いと感謝しています。


ログさんのご両親も、嫁いだ先で私のことを可愛がってくれ、とても嬉しいのですが、やはり、海外。日本の文化とは違い、親族同士の繋がりなど、今後は更に慌ただしくなり、果たして自分に余裕が持てるのか心配です。


そして、今月はかなりのハードスケジュール。友人にも話したのですが、台湾人社会のど真ん中に入って行くのは、私にとっては真新しいチャレンジで、時々自分の居場所を疑う時がありました。そんな時にも、この帰省が励みになっていたからこそ、最近の日々を乗り越えれたのだと思います。





















こうやって、いつも実家を離れる時は常に、センチメンタルになるです。
まだまだ、精神面が鍛えられていませんね。


お母さんは、今日、「もんら、明日からログファミリーと一緒の毎日ね~」とからかってきますが、お母さんも私が離れてしまって寂しいのが感じられます。お父さんはお母さんより感傷的になるところがあるので、言葉には出さないけれど、同じことを思ってるに違いありません。


もう1年以上前になることを話してもしょうがないですが、日本で挙式をした後にシンガポールへの渡航まで実家で過ごした時、私はお父さんと一緒にミカン畑にいました。話の内容は、認知症を煩うおばあちゃんのことだったのですが、おばあちゃんとのやり取りについて話をしている時に、お父さんが、「もんらはお父さんの性格にそっくりやな~」と笑って言ってくれたのを思い出します。その言葉を聞いたとき、やっぱり、育ての親ほど絆が強く、そして、私を愛している人はいないんだなと思い、涙目になるわけなんです。





今夜、夜空には、また沢山の星。
「もんらが生まれたとこは、星が綺麗に見えるとこやったって覚えとき。」これも当時のお父さんからの言葉。
両親に愛されて生まれ育った私のふるさと、ここはいつも私を原点に戻してくれる場所です。嫁いだ身なのに...と思いながら、本音は、やっぱり、まだまだ帰りたくないんです。