山川 健一
歓喜の歌

勝手に採点 むっ


クレジット会社に勤務する高村は、債権の取立ての最中、

カードローンに苦しむ女性沙希と知り合う。


男性として屈辱的な障害を抱える高村は彼女と出会い、

愛することで心の重荷が取り払われていくような感覚を

味わうが、突然彼女は失踪してしまう。


沙希が姿を消した理由とは。彼女の本性とは!?


出世街道を走るものの、肝心の持ち物が極度に小さい

という特殊な障害を抱えるイケメンサラリーマンと美人だ

が心が病んで手がつけられない沙希との転落人生。


設定が極端ぎて感情移入ができない。


その上、カード会社の内幕の描写は、高杉良ばりの経済

小説を狙うわけでもなく、障害の原因を追究するわけでも

なく、精神病の原因を深く追求するわけでもない。


すべてが中途半端。


かつ沙希のどう見ても支離滅裂な言動も全く理解できないし、

女債権者や元旦那の行動も理解不能


高村も一債権者に対して、なんでそこまで肩入れするのだろう。

そして何を意図して書かれた作品か全く理解に苦しむ。


大企業の実態やうつ病、出会い系、裏社会、環境問題そしてお

色気大など、流行りのテーマを適度に盛り込んだご都合主義の

作品は読むに値しない。