天童 荒太
永遠の仔〈5〉言葉

勝手に採点 ☆☆☆☆


精神的に問題を抱えた児童福祉施設で出会った

優希、梁平、笙一郎。


美しい少女である優希に恋した二人が、彼女を苦

しめる原因を排除するため企てた恐ろしい計画・・・。


そして17年後。彼らは再会し、新たな悲劇が始まる。


あまりに重苦しいテーマ、設定のため読むのが重荷

になるほど。


児童虐待もここまで揃うと気がめいる。


ストーリー的には、落ち着くところに落ち着いた感が

あるが、優希の最後の行動はちょっと疑問。


施設でまり子の面倒を見ながら、彼の遺骨を守るべき

なのでは。そういう意味であまりに冷たい仕打ち。


あまりに登場人物が死んでしまうので、もう少し救いや

希望のある話題を組み込まないと改めて読み返したい

という気持ちは沸き起こらない。