大石 圭
1303号室

勝手に採点 ☆☆☆


海の見える風光明媚などこにでもあるマンション。


しかし、その1303号室に入居した若い女性たちが、

次々と投身自殺を図った!


自殺の原因は? その部屋に隠された秘密とは!?


表紙を見てもお分かりのように一言でいうと

「マンション版貞子」


そのビデオを見ると必ず死ぬをぱくって、その部屋に住むと

必ず死んでしまう。


それも呪い殺されるような生易しいものではなく、物理的に

突き落とされる、もしくは引きずりおろされるイメージ。


ここまで来ると、さすがに怨霊がそこまでできるかという

疑問が沸々と湧いてくる。


おまけに遺品のイアリングを通じて、マンション以外の場所

にも出没できるなど、まさに神出鬼没。


母の自殺からたどった悲惨で異常な最後は、目を背けたく

なるほど気持ちの悪い描写のオンパレード。


蛆虫、死体、腐臭などなど。


ただ、理屈は必要ないのがオカルト・ホラーのお約束だろうが、

そこまで深い怨念が残る理由が今ひとつピンとこない。


それと最後までその存在が良く分からないのが、虐待を受けて

いる美少女。彼女は誰?死神?