- 石田 衣良
- 東京DOLL
勝手に採点 ☆☆☆
孤高の天才ゲームクリエーターMG。
深夜のコンビニで出会った美少女ヨリに触発され、
新たなゲーム開発に乗り出す。
一方、彼が所属する会社が大手の買収攻勢に
晒され、存亡の危機に陥る。
生身の少女をフィギアのように弄ぶ三流エロ小説と
話題のM&Aを中途半端に絡め、良いとこ取りを狙った
意図がいやらしい。
おまけに頻繁に登場する車や服、時計に家具など、
ブランド品のオンパレード。
そこまで固有名詞を並べる必要がどこに!?
まさか実際に買っちゃったことをいいことに、取材費
という名目で必要経費として落とそうという作者の魂胆か。
それと最も気になるのが知らぬ間に会社の株式が勝手
に売買されている点。
非公開会社なら通常譲渡制限が付けられているはず。
取締役会の承認は一体どうした。
それを社長と主人公の二人の役員が知らないなんて。
とはいえ、とってもうらやましいばかりのアーバンライフ。
一度でいいから、金の価値を確かめるために散財して
みたいもの。