
著者: 真保 裕一
タイトル: 真夜中の神話
勝手に採点 ☆☆
インドネシアの奥地に伝わる吸血鬼伝説。
飛行機事故で奇跡的に生き残った日本人女性を助け、治療した
謎の部族。神秘的な効果で驚異的な回復を見せる。
部族の存在、治療を口外しないよう口止めされた彼女がその
ヒーリングパワーの真相に迫るべく調査を進めるが・・・。
舞台がジャカルタと未開のジャングルで、登場人物も外人が
多いので現実感に乏しく余り馴染めない。
軍、警察、マスコミ、キリスト教関係者が入り乱れて、救世主
をめぐる謎に群がるあたりはちょっとしたアドベンチャー。
しかし、肝心の仕掛けが超音波を発する少女の歌声では、あまりに
インパクトが弱い。コウモリやイルカと戯れるぐらいが関の山。
そんな怪しげな話しにみんながなぜムキになるのかとっても不思議。
その上、神様ネタを持ってこられては、もう好きにして!
いくら何でも神様たちと一緒にしなくても・・・。
さらにキリスト教組織にはこんなのまでホントにあるの?
夫と娘を亡くした主人公も内面の描写が足りなく役不足。
ところで旦那はなんで死んじゃったの?
話しが膨らみすぎて、収拾がつかなくなったのを無理矢理辻褄を
合わせてきたって感じ。
そんな違和感が最後まで拭いきれず、ストーリーに全く同化できず。
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