❤︎ 今日の一曲 ❤︎
やがて「特製旨味出汁麺」が配膳されました
“SAYONARAベイベー” 加藤ミリヤ
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ミシュランのビブ・グルマン選出店「ソラノイロ」の2号店「ソラノイロ salt & mashroom」が閉店
跡地はラボとして使用するという情報を得ていたのですが、「素良~SORA~」というお店としてひっそりとオープンしていました
3月5日~11日は宮崎氏不在のため、“ソラノイロ店長 岩瀬のスペシャル営業”を行っていたそうです
宮崎氏が厨房に戻られる休日に麹町へ向かいました
オープン前に店頭に到着
あら本当だ
すっかりイメチェンの外観
「素良」という店名は、宮崎氏のご子息のお名前だそうです
そして、この店のコンセプトワード
Umami Dashi Noodle
の文字
これ重要
甘味、酸味、塩味、苦味
そして第五の味覚といわれる旨味
和食を構成する大切な要素である旨味が昨今欧米で注目されているのです
2020年東京五輪に訪れる世界各国のゲストをターゲットにしたと思われる東京の玄関口・東京駅の東京ラーメンストリートへの“ソラノイロNIPPON”の出店
そしてそこで供される“ビーガンラーメン”
世界を迎える(或いは、世界へうってでる)ためのもう一つの戦略こそ“旨味出汁”だと想像してやみません
さらにこちらの店作りのテーマは「俺のLIVE」
「店内携帯電話使用禁止、撮影禁止(ラーメンも含む)」という話題作りも上手ですね
オープン待ちのお客さんは徐々に増えていきます
ちょっと開いたドア越しに金髪短髪の宮崎氏のお姿が見えました
加藤ミリヤさんの大ファンの宮崎氏、
このヘアーはミリヤ・インスパイアだとの噂です
開店祝いのお花もミリヤさんから届いていたようです
定刻にオープン
順番に店内へ
券売機で「特製旨味出汁麺」の食券を購入
案内された席へ
目の前に宮崎氏
会釈して着席しました
「salt & mashroom」当時のキノコのオブジェなどは排除されています
席の後側のカーテンで仕切られた場所は製麺スペースのようです
宮崎氏の所作を拝見しながら、完成を待ちます
ショップカードが置かれた場所には、オリジナルの丼が置かれていました
後日、販売されるとのこと
4,000円ですって
ボーダー柄のTシャツも販売しているようで吊るされていました
やがて「特製旨味出汁麺」が配膳されました
カウンタートップに置かれたスタイリッシュな銀色の皿とレンゲ
この皿が受け皿になります
丼は日の丸を表したと思われる赤い丸が印象的
内側に「素良 Umami Dashi Noodle」とロゴが入っています
豚・鶏の二種類のチャーシュー、九条葱、日本一こだわりたまごの半熟味玉、ごぼうバター煮、オニオンスライスといったトッピング
中央にマッシュルームオイルがかけられています
「最初は底から召し上がってください。途中でマッシュルームオイルを溶かしてみてください。」とのこと
では、まずはスープから
コハク酸、イノシン酸、グアニル酸が大波、小波、さざ波のように押し寄せてきます
動物系、乾物系、貝類などの出汁が合わさり極上の旨味出汁となっています
これは脱帽です
トッピングも手のこんだものばかり
感心しながらいただきます
麺との相性もなかなか
徐々にマッシュルームオイルが溶け出してさらなる変化をもたらします
思わずため息が漏れてしまいました
このバランス感覚の鋭さは凄いなぁと反射的に首をひねっていると、それを見た宮崎氏
「ダメでしたか?」と聞いてきました
「いいえ、めっちゃ美味しいです。宮崎さんの世界戦略の一杯ですね?」
思わず口に出してしまいました
「そんな大それたことは考えていませんよ」とのこと
いえいえ、トレンドに敏感な宮崎氏
旨味出汁とビーガンという二刀流
店の内外に漂うスタイリッシュモダンな和風の趣
店頭・店内に置かれた地球儀
和英併記のメニューブック
「日本という小さなパイで満足しないぞ」という決意表明で満ちた「素良」を感じました
とりあえず、来年のミシュランの★を本気で狙っていそうな雰囲気を感じました
現在、塩を出すべく開発中とのこと
これは又訪問しないわけにはいきません
ごちそうさまでした