実は今でもその手紙を持っていることは秘密である。







いつものように彼女と彼女のアパートに帰っていると、




『ね、今週の土曜に高校のみんなと集まるんだ。』



『ふ~ん、じゃ、土曜会えないね。』



『あんたもくる?』



『えっ・・・。いいの?』



『顔出すだけだからその後遊ぼう?』



という流れで参加ほぼ決定。

でも、土曜にN子の高校時代の同級生に会うんだよな・・・。




胃が痛い・・・。
















団体行動が極端に嫌う自分の性格に逆らえません・・・。











それでも、彼女が喜んでくれるなら・・・・。





























『あんたは立っているだけでいいから!』



『えっ・・・・。』










ナイトですか!?

ハイ、皆様突っ込み所ですよ~












自慢ですが、嫌なものは忘れがちである。

そして土曜。

嵐が・・・・。













































吹き荒れませんでした。火暴 死










ええ、皆様とてもいい方ばかりでしたから・・・・。

暖かく迎え入れてもらえましたよ。










無事同窓会に顔出ししたN子に言われた一言にびっくりした自分がいた。





『うち(実家)来る?』








N子は学校の近くで一人暮らしをしていたので、彼女の家に入り浸っていました。


毎日授業が終わると一緒に帰ったりしてて、途中のスーパーとか寄って完全な通い夫状態!笑


学校でも毎日のように顔をあわせていたので、本当につい最近知り合ったとは思えない状態でした。



そんなラブラブな状態からちょうど3週間に、N子から手紙をもらいました。


そこには今彼女の不安や希望、自分に対する気持ちが書かれていた。


正直、携帯やEメールが普及してる世の中で、手紙をくれる女の子って・・・。








『手紙って、あなたと離れてる時でもあなたのことを思ってる証拠だから、


あまり好きじゃないんだ。』





そういって、N子は照れくさそうに渡してくれた。



確かに!

ならくれなきゃいいのに。


と言いそうになったが、彼女の気持ちがうれしくて、黙って受け取ると、




『家に帰ってから読んでね!』




と今すぐ開けて読もうとした俺に釘を刺した。




自分のために頑張ってるN子に直に触れて、大事にしていこうと決めたのに・・・・。



まさか2ヶ月後に事件が待っていたとは・・・・。

『ね、近くの公園、一回行って見たいから付き合ってくれない?』



ありがちな誘い方でした。



『うん、いいよ』

という返事をもらった自分は放課後までウキウキしてました。



大学の駅で待ち合わせして一緒に電車に乗って行きました。




近くのファミレスでご飯を済ませてから、夜の公園に。

まだ4月の後半でしたので、辺りは真っ暗になってました。


『夜の公園って好きだな。』


『昼とはまた違う顔で楽しい。』






街灯で浮かぶN子の顔が可愛く見えて、思わず抱き寄せた。







『えっ・・・。』





















何を根拠に思ったのか分からないが、この子は自分のこと好きだと思った。

思わず、キスをしてしまった。









かなり戸惑ってるてか抵抗してた?N子でした。
















それからもう終電がなくなる時間まで一緒にいて、駅でバイバイした。




帰りの電車に揺られながら、






『好きなので付き合ってください』











またもや、順番が逆になってしまったが、


『いいよ、よろしくね』


というメールが返ってきてホッとした自分がいた。









こうして、N子とのかかわりが始まっていく。