寂しい | ME AND MY DEVIL

ME AND MY DEVIL

不特定多数。

メモリアル。


寂しいの?

と、あなたは聞いた。
オムライスを作る途中、左人差し指を切ったわたしの手に、
淡々とカットバンを巻いた。

あなたの何が魅了なのかは分からない。ただ、本の好みが似ていることは大きすぎる理由。


寂しいの?

寂しいよ。でもきっと寂しい、とは違うの。
分からないの。ただ早くあなたにキスしたい。
あなたと、ではなくて。