さて、皆様こんにちは。ミト肛門と言います
皆様は死にかけたことはあるでしょうか?人生で1回程度あれば...というのが普通かもしれません
僕は人生で多分5回くらい死にかけました
その時のエピソードの一つを話そうと思います
5月
それはもう春であり温暖化の影響で夏だとも言われる季節
そんな春、僕は北海道にて一人ドライブをしていました。
理由は北海道でドライブがしたいと思ったからです

そう、僕はエレンのような心境で5年近く働いた会社を辞めて北海道を横断していました
京都からフェリーに乗って自家用車で北海道を満喫していたのです
違和感
あれ...なんか雪ないか?

町中には雪が無かったんですが、ちょっと道を逸れると余裕で雪がありました
素直にまずいと思いました

はい、スタッドレスタイヤをつけていませんでした
しかしまあなんとかなるかと楽観視していました。
今更どうしようもなかったからです。
会社を辞めて有頂天になっていた僕は抜け忍でイキリ散らしていたサスケのごとく調子に乗っていました。
その夜、僕は札幌に行く途中にある温泉に向かうことに。
勿論そこは北海道
まともな道などありません
途中で山を越えなくてはいけなくなりました
雪山に....
無敵のメンタルを持っていた僕は躊躇なく雪山に車を突っ込んでいきました。
何より温泉が有名で名湯と言われていたからです
全く前が見えません。
霧だらけで目の前5m先が全く見えませんでした。
5月という中途半端な季節は雪を水蒸気に変えており、山を霧だらけにしたのです。
5m先と聞くと結構見えるじゃん、と思うかもしれませんが体感は1m先も見えない感じです
具体的には目の前の車と接触するまで気づかないレベルですね。
ここで死の危険を感じた訳ですが、僕はキチゲをさらに解放してしまったのです
”マジで前が見えないし雪山ですべるしスタッドレスタイヤじゃないし山だから坂もエグい。今は20キロくらいでしか走れないわけやが...ここで加速したら面白いやろなぁ...w"
はい馬鹿でした
コイツ...社畜をやめてハイになってやがる...
思いっきりタイヤを滑らせて崖に落ちそうになりました
が、生きていたので僕の勝ちです
ガチで死にかけてそこからは20キロくらいの速さで運転して温泉について身体を極上仕上げにしていきました
そして温泉を終え、何故か名物のカレーを食べて札幌に向かいます。
前が見えねえ

改めて冷静になった僕の頭が危険予測のアラートを鳴らしました
霧のせいで前が全く見えません。
山道を運転したことがある人にはわかると思いますが、山は降りるときのほうが危ないし怖いです
距離感がおかしくなるので
ここで死の危険を感じた僕は霧が落ち着く朝方になるまで車中泊をすることにしました。
山の中、マイナス10度で車中泊をしました。
ちなみに暖房は寝ている時に使えません、普通に酸欠の危険性があるからです。

勿論死にかけました。
次の日、普通に風邪をひかず札幌に向かいました
僕の身体は虎杖悠仁バリに無敵っぽいです。
終わり


