「ODAは戦後賠償金」と書く外務省メルマガ | 忘れないようにメモメモ(日本の歴史、近代史)

「ODAは戦後賠償金」と書く外務省メルマガ

青木直人「中国に食い潰される日本」に書いてあった。

外務省の発行する「ODAメールマガジン」、第51号に、

「戦後の賠償として対中ODAが開始されたことに鑑み、国家としての贖罪意識から継続せざるを得ないのだと再認識しました」

と書いてある。外務省の公報誌はODAが戦後賠償金だという「意見」を事実上追認している。
事実は中国が戦後賠償の請求を放棄した。そのほうが中国にとって得だったから。

「記事は外務省の編集と検閲を経て、公開されたものである。二〇〇四年十二月のラオス・ビエンチャンで行われた日中首脳会談の中で、ODA卒業論を伝えた小泉首相(当時)に対して温首相は冒頭、声を震わせて切り出した。
「あの戦争で何人の中国人が死んだのか知っているのですか。我々は戦争の賠償を一銭も日本に求めていない。ODA中断については中日友好の大局から慎重に対処すべきです」
中国首脳が対中ODAとはイコール戦争賠償金であると明言したのである。温発言と外務省のホームページに掲載されている投稿をもう一度読んでいただきたい。この二つは見事に重なり合っているのだ。日本の外務省は、中国政府の事実無根の言い分を代弁している」