天皇の敬称 | 忘れないようにメモメモ(日本の歴史、近代史)

天皇の敬称

引用ーー

天皇の敬称は皇室典範に次のように規定されている。
陛下 天皇、太皇太后、皇太后、皇后の敬称(皇室典範第十七条)
従来御親書、国書、国際条約などの対外文書には日本国皇帝と用いられていたが、昭和十一年四月十八日外務省発表によれば、大日本帝国天皇と統一記載されることになった。

天皇陛下 普通に申しあげる場合

大元帥陛下 陸海軍を統帥し給う場合、例えば特別大演習御統裁などの場合に申し上げる。
聖上 御略称である。一般には聖上陛下とも申し上げるが、この場合陛下をつけなくてもよい。

古来の敬称 天子、皇帝、帝王、乗輿 (じようよ)、車駕、大駕、聖駕、龍駕、一人(いちじん)、至尊、皇上、主上、上、お上、上様、今士、當今(とうぎん)、當代、皇御孫尊(すめみまのみこと)、すめらみこと、すめろぎ、おほきみ、みかど、御所、内裏、禁裏、萬乗の主、一天の主、十善の主、現津御神(あきつ みかみ)、現御神(あきつ みかみ)、現神(あきつ かみ)、明神(あきつ かみ)、現人神(あらひとがみ)、一天萬乗の君、九天、聖明


これでわかるように、「現入神(あらひとがみ)」は天皇の敬称の一つなのです。したがって、「現入神」は「天皇」のことで、「神様」という意味ではありません。

ーー(書かれなかった戦争論 山中恒 山中典子)


やっぱり「陛下」がしっくりくる。