そんな安易な、と 思ったけれど、その花は 詩人もすきだと言っていたから。
泣き声で目を覚ますと、ちいさな手がおでこに置かれていて、笑ってしまった。
目が覚めたついでにブログを読み返してみたら、前のふたつの記事が "逢えますように" で締めくくられていたので、また笑った。
だって 逢いたい。
"そう" なんだろうな、と 思う。
そうして生きていく。
言葉も想いも飲み込んで、もう 私の一部だから。
ゆるしてほしい。
ちいさな手の 温度と寝息を確認してから、キッチンへ。
やかんに火をかけて、青い炎をぼおっと眺める。
ほんとうはまだ眠い。
白いマグカップに紅茶を入れて(バニラムーンという名前の)、つらつら綴って、いまここ。
雨の日はつい 引きこもりがちだけど、今日は外に出よう。
傘が弾く雨音をいっしょに聞こう。
だいすきなトトロのワンシーンのように、よろこんでくれるかな。