何のために
自分閉ざし 耐えているのか

迷いが荒波のように
惑いが細波のように
細胞は荒れる海
思考は乱れる風

先に待つ安堵より
今の微眠が欲しい


叶わない夢物語
嘆くは届かぬ幻
苦しさが渦巻く胸を
掻き毟れば滴る朱血

膿んだ傷は消えない


終わるのか
終わらせるのか
鏡の向こう側 問い掛ける
冷めたもう独りの己
摺り抜け躯を奪う
心の隙間を狙っている