☆化学 名古屋工業大学(2019年)の穴埋め問題と解答
今日は、名古屋工業大学(2019年)で出題された穴埋め問題を紹介します。
挑戦してみてください!
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高分子化合物は,自然界に存在する天然高分子化合物と人工的に合成された合成高分子化合物の2種類に大きく分けられる。天然高分子化合物の例として,生物に含まれるタンパク質,核酸,多糖類などがある。
また,合成高分子化合物の例としては,ポリ塩化ビニル,ナイロン6,ナイロン66,ケブラー,ポリプロピレンなどがあげられる。
多くの高分子化合物は,小さな構成単位が繰り返し結合した構造を有しており,この構成単位となる小さな分子を単量体という。
タンパク質の単量体は,主に -アミノ酸である。タンパク質は,α -アミノ酸のもつ「 ア 」基と「 イ 」基が縮合することで構成される。このアミノ酸の配列をタンパク質の「 ウ 」構造という。
タンパク質の機能は,アミド結合部分>C=O…H-N<で形成される「 エ 」結合や「 オ 」反応で生じるジスルフィド結合などで形成される高次構造をとることで発現するため,「 ウ 」構造からその機能を推定することは難しい。
また,水溶性のタンパク質は,親水コロイドとして安定に水に分散するが,高濃度の塩化ナトリウムなどの電解質を加えると沈殿する。核酸は生物の遺伝情報の保存,伝達,タンパク質の合成に関わる高分子である。
核酸の構成単位は,「 カ 」と五炭糖,窒素を含む環状構造の「 キ 」(核酸「 キ 」)が結合したヌクレオチドであり,ヌクレオチドどうしが五炭糖部分の3位の-OHと「 カ 」部分の-OHの間で縮合することで核酸を構成する。
核酸は,「 カ 」に由来する,「 ク 」電荷をもつため,中性付近の水溶液で親水コロイドとして良く溶解する。多糖類であるセルロースは,「 ケ 」の「 コ 」位のヒドロキシ基と4位のヒドロキシ基が縮合することで構成される。
セルロースのヒドロキシ基は,酸と反応してエステルをつくるため,濃硝酸と濃硫酸の混合物と反応させると,トリニトロセルロースが得られる。トリニトロセルロースは,無煙火薬の原料として使われる。
■問題
文中の空欄「 ア 」~「 コ 」に当てはまる適当な語を記せ。
名古屋工業大学(2019年
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ア,イ…… カルボキシ,アミノ (順不同)
ウ…… 一次
エ…… 水素
オ…… 酸化 [架橋]
カ…… リン酸
キ…… 塩基
ク…… 負 [マイナス]
ケ…… β -グルコース
コ…… 1
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