吸湿性と脱水性の違い
ある生徒から
吸湿性と脱水性の違いについて質問されました。
これは似ているようで、全然違うのできちんと違いを理解してください。
吸湿性とは、
水分子の状態で存在していれば、その水分子をとる作用、つまり反応する性質で
脱水性とは、
水分子の状態で存在していなくても、HとOを水分子の形で強引に抜き取り、反応する性質です。
脱水作用を示す代表的な物質には濃硫酸がありますね。
これは超頻出なので絶対に頭に入れてください。
濃硫酸の
脱水作用の反応には
例えば、
アルコールに濃硫酸を加え、130~140℃に加熱すると、分子間脱水が起こり、エーテルが生成する反応、
アルコールに濃硫酸を加え、160~170℃で加熱すると、分子内脱水が起こり、二重結合が生じる反応、
アルコールとカルボン酸に濃硫酸を加えて、加熱するとエステルを生成するエステル化などがあります。
また、水分子をもたないグルコースC6H12O6、セルロースC6H10O5
などの糖類に濃硫酸を加えて、加熱するとHとOを水分子の形で抜き取られ、炭素(黒鉛)だけなってしまい黒くなります。
紙(セルロース)に濃硫酸を垂らすと真っ黒くなるのはそのためです。
注意して欲しいのは、
脱水作用があるものには、吸湿作用もあります。
濃硫酸は気体の乾燥剤としても用いられます。
ただし、塩化カルシウムCaCl2のように単なる吸湿性のものは
脱水性はありません。
ちなみに気体の乾燥剤に使われるもの代表的なものは濃硫酸の他に
・固体の水酸化ナトリウムNaOH(潮解性があるので、正解な質量を測定できないこともよく試験にでます!)
・酸化カルシウムCaO
※ちなみに固体のNaOHと酸化カルシウムをソーダ石灰といいます。
・塩化カルシウムCaCl2
・十酸化四リンP4O10
です。これも気体の乾燥剤問題でよく出題されるので絶対に覚えてください。
詳しくはまた別の機会に解説します。
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吸湿性とは、
水分子の状態で存在していれば、その水分子をとる作用、つまり反応する性質で
脱水性とは、
水分子の状態で存在していなくても、HとOを水分子の形で強引に抜き取り、反応する性質です。
脱水作用を示す代表的な物質には濃硫酸がありますね。
これは超頻出なので絶対に頭に入れてください。
濃硫酸の
脱水作用の反応には
例えば、
アルコールに濃硫酸を加え、130~140℃に加熱すると、分子間脱水が起こり、エーテルが生成する反応、
アルコールに濃硫酸を加え、160~170℃で加熱すると、分子内脱水が起こり、二重結合が生じる反応、
アルコールとカルボン酸に濃硫酸を加えて、加熱するとエステルを生成するエステル化などがあります。
また、水分子をもたないグルコースC6H12O6、セルロースC6H10O5
などの糖類に濃硫酸を加えて、加熱するとHとOを水分子の形で抜き取られ、炭素(黒鉛)だけなってしまい黒くなります。
紙(セルロース)に濃硫酸を垂らすと真っ黒くなるのはそのためです。
注意して欲しいのは、
脱水作用があるものには、吸湿作用もあります。
濃硫酸は気体の乾燥剤としても用いられます。
ただし、塩化カルシウムCaCl2のように単なる吸湿性のものは
脱水性はありません。
ちなみに気体の乾燥剤に使われるもの代表的なものは濃硫酸の他に
・固体の水酸化ナトリウムNaOH(潮解性があるので、正解な質量を測定できないこともよく試験にでます!)
・酸化カルシウムCaO
※ちなみに固体のNaOHと酸化カルシウムをソーダ石灰といいます。
・塩化カルシウムCaCl2
・十酸化四リンP4O10
です。これも気体の乾燥剤問題でよく出題されるので絶対に覚えてください。
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