複素数 | 数学・化学講師 佐藤学による受験生に役立つ濃縮ポイントと…etc

複素数

今回から新しいテーマ『意外と知らない?数学』を設けました。

先生ですら、思い違いをしていたり、知らないような解法や公式、テクニック、裏技、豆知識等を紹介したいと思います。

今日は『複素数』について。


■問題
次の中から複素数を選びなさい。

0、 5、 π、 2i、 3-5i


いかがですか?
複素数の定義は知っていますか?

■複素数の定義
a+bi (a、bは実数)

です。
iがついているものが、複素数と思っている人が多いですが、実は違います!

よって、

■解答

すべて

です。

0や5やπはbの部分が0のときですね。
つまり、複素数において、b=0のとき実数となります。

■虚数は

a+bi (b≠0)

■純虚数は
bi (b≠0) 

のときで下記、図のような関係になっています。


$高校数学講師&教材職人による受験生に役立つ濃縮ポイントと…etc-複素数

数直線上に存在するのが実数、存在しないのが虚数です。





さらにもう1問!

■問題

次の大小を答えよ。

2i、 1000i、 -5i









■解答

大小はいえない。

意地悪問題でしたが…
虚数の大小や正負については考えない!のです。



最後に…

■複数数の相等について

a、b、c、dが実数のとき
a+bi=c+di ⇔ a=c かつ b=d
とくに
a+bi=0 ⇔ a=b=0



■証明は以前も紹介しましたが、
ベクトルの1次独立の証明と類似しているのでまとめて覚えてくださいね。

$高校数学講師&教材職人による受験生に役立つ濃縮ポイントと…etc-複素数


■ベクトルの1次独立の証明

$高校数学講師&教材職人による受験生に役立つ濃縮ポイントと…etc-1次独立








今年もブログ、HP『恋する数学』、『恋する化学』を応援していただきありがとうございました。



来年が皆様にとって、充実した素敵な一年になりますように。
よいお年を!