ノーベル物理学賞を・日本人3人が同時受賞!
賞の重みじわり実感…受賞決まった3人が会見
日本人3氏のノーベル物理学賞受賞決定から一夜明けた8日、米シカゴ大の南部陽一郎名誉教授(87)=米国籍▽高エネルギー加速器研究機構の小林誠名誉教授(64)▽京都産業大の益川敏英教授(68)は
それぞれ記者会見やインタビューなどに臨んだ。
周囲の祝福に改めて喜びをかみしめる一方、さらなる研究に意欲を見せた。
南部氏は、シカゴ大で記者会見した。研究発表から40年以上たち、長年候補に挙がりながら受賞に
至らなかったことについて、「(ノーベル賞の期待は)若いころはあったが、ここ20~30年はなかった」と
笑い飛ばし、「私はとてつもないことを考え出すのが好き」と喜んだ。
自らが理事を務める日本学術振興会(東京都千代田区)で会見した小林氏は「研究は真正面からと
斜めからの方法がある。一つのアプローチにこだわるのではなく、いろんな可能性を自ら切り開く
中から成果が出てくる」と語った。
益川氏は京都市の京都産業大で会見。「まだ頭が起きていない。いつもは4時間寝れば大丈夫なんですが
今日は違いますね」と明るい表情で話したが、話題が南部氏に及ぶと「偉大な物理学者で仰ぎ見てきた。
そういう先生」と声を詰まらせた。