建築家の黒川紀章氏が死去
才能と情熱の人・黒川紀章さん・・・家族に見守られ逝く
あふれる才能と感性で、建築の世界を国際的にリードした黒川紀章さん(73)が12日、亡くなった。
晩年には東京都知事選や参院選に出馬するなど常に新しい分野に挑戦し、エネルギッシュに駆け抜けた。
黒川さんを知る人たちは、口々に「残念だ」と死を悼んだ。
名古屋市生まれで、京大建築学科を経て東大大学院に進み、丹下健三氏の研究室で学んだ。
大学院時代の1960年に「メタボリズム(新陳代謝)」グループを結成。都市を新陳代謝によって生成する
有機体ととらえ、増築や一部取り換え可能な建築を提案し、70年の大阪万博でカプセル住宅を発表した。
英国王立芸術協会終身会員をはじめ、各国建築家協会の名誉会員に推され、フランス建築アカデミーの
ゴールドメダルなど国内外の建築賞を多数受賞。
主な作品に今年1月に開館して話題を呼んだ国立新美術館などがある。
参考資料=(読売新聞)