「小百合の桜の園」・・・夕張を桜でいっぱいに!
「北の零年」ゆかりの地へ2万本の桜を・・・
女優の吉永小百合(62)が3日、財政破たんした北海道・夕張市にある「『北の零年』希望の杜」で行われた植樹祭に参加した。
「夕張を桜でいっぱいに」という吉永の願いに端を発し、地元の観光協会や企業が賛同。今後5年間に夕張の人口よりも多い、約2万本の桜で埋め尽くされる。
小さな「小百合の桜の園」の始まりは、近い将来、日本有数の桜の名所、絶景の地へと生まれ変わりそうだ。
「これからも毎年桜を植えに来ます」。吉永は、夕張の財政破たんに心を痛めていた。昨秋、北海道の高橋はるみ知事に「できることがあれば教えていただきたい」。便せん4枚にしたためた。
吉永にとって夕張は忘れられない地。北の地の開拓を描いた主演映画「北の零年」(2005年公開)のロケセットが保存されているだけでなく、撮影は地元の人々の協力なしには出来なかった。精一杯の恩返しがしたいと思っている。
「夕張に桜を」の願いを、吉永は2005年から静かに持っており、実は今回が3回目の植樹だ。
この間に予想だにしなかった財政破たんは起きた。吉永の願いは、また違った意味を持ち始めた。
暗い話題ばかりが続く中で進められている「桜と紅葉2万本プロジェクト」は、市全体を明るくさせている。
「北海道の外から私が何ができるか」いまも吉永の自問自答は続く。高台には桜の名所で名高い吉野山
にも劣らない約20年後の夕張が一面、桜で埋め尽くされた図も紹介されていた。
◆石田ゆり子桜運動に感心
植樹祭には吉永と「北の零年」で共演した石田ゆり子(37)も参加した。「ひとつの映画が独り歩きして今も
こうやって生き続けている。映画にはこんなにも力があったんですね」と“桜運動”に感心しきり。
「美しい夕張をもっと知って欲しいと思いました」と話していた。
参考資料=(スポーツ報知)