オットセイ「しんちゃん」太平洋へ帰る |            News blog

 オットセイ「しんちゃん」太平洋へ帰る

水田オットセイが太平洋へ戻る



太平洋に飛び込むキタオットセイの「しんちゃん」
太平洋に飛び込むキタオットセイの「しんちゃん」


  埼玉県川越市の水田で昨年9月に捕獲され、千葉県鴨川市の水族館「鴨川シーワールド」で

  越冬生活を送っていた雄のキタオットセイ「しんちゃん」が8日、半年ぶりに太平洋へ戻った。  


  飼育員らがこの日、千葉県銚子市の銚子マリーナまで輸送し、沖合約17キロで放した。

  距離を取り始めた船を追い掛ける姿に「(仲間の)群れに合流しろよー」との声も飛んだ。

  飼育を担当した中野良昭さん(38)は「このまま潮の流れに乗れば合流できるはず」と話した。

  しんちゃんは体長約1・3メートル。体重は捕獲当時のほぼ倍に当たる約45キロにまで増えた。

  昨年12月にリハビリ先の上野動物園(東京)から移り、最初の発見場所、川越市の新河岸川に

  ちなんだ愛称もすっかり定着していた。

  キタオットセイは夏に北太平洋の島々で繁殖期を過ごし、冬から春先にかけては常磐沖(福島県)や

  銚子沖まで下る。今年は暖冬の影響で群れが南下するかどうか心配されていたが、2月17日に銚子沖で

  確認され、海に帰すことが決まった。