第49回ブルーリボン賞決定!
東京映画記者会(報知新聞社など在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第49回(2006年度)
ブルーリボン賞」が24日、決定した。
主演男優賞は「明日の記憶」の渡辺謙(47)、主演女優賞は「フラガール」「ハチミツとクローバー」の
蒼井優(21)がともに初受賞。助演男優賞の香川照之(41)と3人が報知映画賞に続く栄冠となった。
助演女優賞は富司純子(61)で「フラガール」は作品賞など3冠に輝いた。
表彰式は2月13日、東京・内幸町のイイノホールで行われる。
渡辺は候補5人の中で圧倒的な支持を得て受賞が決まった。同賞は03年度に「ラスト サムライ」で
特別賞以来。
昨年の報知映画賞を筆頭に、目下、賞レースを軒並み制しているが「映画がどう伝わったのかが第一(賞の)
価値重さを実感するのはもっと後だと思う」と冷静だ。心境を語る表情は、主演男優ではなく
一身に責任を担ったプロデューサーとしての顔だった。
「明日―」では初主演に加え、エグゼクティブプロデューサーとして奔走した。
テーマは若年性アルツハイマー病。一度は、あきらめかけた作品だったというが「こういう作品だからこそ
今やるべきという思いが勝った」と謙の執念が完成、公開に導いた。
今もなお、海外配給のPRが続く。第79回アカデミー賞作品賞にノミネートされた「硫黄島からの手紙」での
宣伝活動にも追われ、今年の俳優活動は「まだ真空状態」。
今回、プロデューサーでの成功により、近い将来、メガホンを取るラブコールも出てくるだろう。
「(監督は)ないことはない。それだけの作品と巡り合えるかどうか」。今年48歳の年男。
「明日の記憶」を機に、映画人として進化を遂げる。
主演女優賞は「フラガール」「ハチミツとクローバー」の蒼井優(21)
が初受賞。
21歳での主演女優賞。「えっ主演? って思われる方もいらっしゃる
と思いますが、誰よりも私が一番、驚いています」
蒼井は言葉を選びながら感想を語った。
報知映画賞を始め、賞を総なめ中だが、ほとんどが助演女優賞だ。
「フラガール」のラストでのダンスシーンなど、スクリーンの中で
抜群の輝きを放った。
◆蒼井 優(あおい・ゆう)1985年8月17日、福岡県生まれ。21歳。
2歳からクラシックバレエを始め、99年に舞台「アニー」のポニー役でデビュー。
2001年「リリィ・シュシュのすべて」(岩井俊二監督)で映画デビュー。
アニメ「鉄コン筋クリート」(公開中)では初声優に挑戦。身長160センチ。血液型A。
