手術、入院と脳梗塞の後遺症とPPPDの診断。
元の元気な状態には戻らない中で、これまでいくつか自分のやってきたこ事が出来るようになってきた事もあれば、やはり出来そうにない事もある。
やる前から出来ないと思うのはダメだとよく言われる話だが、麻痺により無理だと思える自分の状態は自分以外には中々解らないだろう。
それもリハビリとして捉え、少しずつ挑戦するのも大変意義があると思うが、本当に出来なかった時の事を考えると、その一歩が踏み出せないでいる事がいくつかある。
出来なかった時のショックは相当なものだろうし、今だに受け止める覚悟は自分にはまだ備わっていない。
せめて楽しかった過去の自分を思い出し、少しずつ受け入れていけるようにしたい。
出来なくなって改めてやってきた事の尊さを知る。
よくある話だろうが、年齢を重ね、年老いて自然に出来なくなる事もあれば、高齢でも続けられる事もある。
自分は何も極められない中途半端な性格だが、広く浅くやってきた事が今になって、とても懐かしく、やって良かったと思える事ばかりだ。
必要に迫られてやり始めた事、何となく始めた事、強い興味を持ち始めた事、色々あるが、どれもそこそこ楽しんだ。
そして、これは出来るかな、あれも出来そう、と思える事には踏み出せ、出来そうにない事には行動を封印してきた。
出来なかった時のショックを味わいたくない。
良い思い出のまま閉じ込めておきたい。
それでも手術から1年が経過し、手術前の自分を1つひとつ取り戻していく、そんな1年だった。
まだまだこれからも動けるようになりたいし、動けるようになってきている。
一歩づつ、一歩ずつ。
その歩みは0.1mm進んでは0.09mm下り、をランダムに繰り返しているような毎日だ。
そんな日々でも、目に見えなくても、確実に前進しているかなと思える瞬間を感じながら生きれている。